2008/09/10 にダウンロード販売が開始され、19 日にはパッケージ販売も開始された同製品。
ウイルスバスター2007 から使い倒しては記事を書いていたが、今回は新機能盛りだくさんという事で
「大盛りな」レビュー記事と相成りました。
かなり長文で読みにくいかもしれませんが、一読すればウイルスバスター2009 の大半は把握出来る「ハズ」
# レビュー記事はスピード命なんだけどアレコレあってかなーり遅れました…orz

始めに
当レビュー記事は私一個人の環境下に於ける動作であり、全てのユーザー環境とイコールで結ぶ事は
出来ないと言うことを念頭に置いて欲しいと思います。
もちろん同じ製品ですから設定した機能の動作は同じですが、不具合等があるか否かという事です。
また、記事中に記載されている各種データは私個人が採取したものである上、途中で動作する
プログラムを停止させたりとやや信頼性には欠ける物となっております。あくまで参考程度に。
ウイルスバスター2009ベータ版 レビュー
こちらの記事も参考に見て頂けるとこれ幸い。
尚、今回の記事を書くに当たり一般ユーザでは極一部にしかない情報源もあったため、より詳しく
新しくなったウイルスバスター2009 を伝えることが出来ると思います。

Yes!!
それではウイルスバスター2009 製品版レビュー行ってみましょう!
インストール編
先ずは ウイルスバスター2009
インストールするには店頭購入したパッケージの場合はメディアをドライブに入れる。
ダウンロードしてインストールする場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックする事。
で、インストーラーが起動して作業開始です。
インストールは面倒な操作がまったくもって不要
これ楽ちんですね。誰でも簡単にインストールする事が出来ます。
まずシステムの状況を把握するインストーラー

ウイルスバスター2009 と競合してしまうソフトがあった場合は注意がでるので指示通りに該当するソフトウェアを
アンインストールすること。
既存製品からのアップグレードの場合も注意が出ます。当然ですが「はい」をクリックします。

インストールのオプション。
深く考えず、「通常のインストール(推奨)」で ok。
カスタマイズとかあるが、ウイルスバスターのファイヤーウォールをインストールするかしないかの選択のみ。
入れないとこの製品使う意味って「何??」となるので入れましょう。

ファイルのコピー等が行われ、コンピューターの再起動を一度挟みます。
その後、Windows にウイルスバスター各種機能(モジュール)を埋め込んでいきます。

このウィンドウが消えると…
無事インストール完了です。
「お疲れ様でしたと言えない」簡単で短時間におわるインストール。
インストール後、最初にやること
まず「通知領域」に表示されているウイルスバスター2009 のアイコンをダブルクリックしましょう。
ウイルスバスターの操作はここから!! と言わんばかりにメイン画面です。

これもまた視覚的に分かりやすく警告が出ていますね。
ここで何をすべきか? と考える事はありません。これまた警告通りアップデートを行いましょう。

初回なのでちょっと量があるかも。
いきなり大きめのアップデートって何?? と思ってしまった。
最初からパッケージに入れておけば良かったのに…なんて。
きっと製品版出来た後になんかあったんだろうな~と思って流しておきます。
アップデートをすると、デスクトップ右下にアラートが出ます。

いやーあの、いきなりこんな事言われても分からない。
考えて眺めている間で勝手に消えてしまいました。
新機能の「リモートファイルロック」機能なんだけど、「新機能」なだけにどうすりゃいいのか分からない。
とりあえずほっといて ok です。
以上で完了です。
ウイルスバスター2009 の新機能
ウイルスバスター2009 では今までにない新機能がいくつか搭載されました。
また、以前よりも強化された機能もあります。
何もかも書いていたら製品マニュアルになってしまうから新機能及び、強化された機能を紹介します。
さらに安心な「個人情報保護機能」を提供してくれる新機能と強化された機能
新機能!! Trend ツールバー
「Trend ツールバー」とは Internet Explorer, Firefox といった Web ブラウザに追加されるツールバーです。

この様に追加されます。
インストール直後では自動でこの機能が有効になってます。
それじゃこれで「何が保護されるの??」ってな感じに思っちゃいます。
実はというのも変ですが、こいつの機能で「ほぼ」ブラウザ経由による Web からの脅威を保護してくれます。
ここでいう脅威は「個人情報の漏洩」です。
# 「ほぼ」という 100% でない表現は人為的ミスによる漏洩があり得る為。
■Trend ツールバー機能 No.1 「キー入力暗号化」 (Internet Explorer のみ対応)
キー入力暗号化とはなんぞや??
疑問符が付くかもしれないが、ずばり名前通り「キーの入力を暗号化」することにある。
続いて「何につかうのよ??」となるかもしれない。
例えばオンラインバンキングやショッピングで、より大事な個人情報を入力して送信する場合に効力を発揮。

ウイルスにより、「キーロガー」を仕込まれた環境でオンラインバンキングを使用した場合どうなるか。
# キーロガーとは知らない間にキー入力情報を盗んで仕組んだ人物の元へ様々な形で送信してしまう物。
# どのアプリケーションでどのキーが押されたかと言う事までも筒抜けになります。
まずログイン画面で口座番号が抜かれる。続いて振込時の暗証入力で暗証番号が抜かれる。
この 2 つが抜かれたらどうなるか。
あら不思議と銀行からお金がどっかに送金されちゃってますよ!! なんて起きたりする。
オンラインショッピングでも然り。クレジットカードを使ったら番号がばれる。これ悪用されたら??
あら不思議となんか請求額大きいよって。
# もっとも、オンラインバンキングではこういった物の対策として暗証は第二第三と多重化していたり
# ワンタイムパスワードを用いているのが現状だが…油断大敵。
こういった直接金銭的に関わる被害を防いでくれる。
キー入力暗号化機能では「キーを入力した時点で既に内部で暗号化されている」という点が面白い動作で、
LocalSSL という技術が使われている。
SSL (Secure Socket Layer) という物は Web ブラウザなんかでよく「https://」で始まる
Web の通信方式で、通信経路(内容)が暗号化されますよってやつ。
ウイルスバスター2009 が動いているマシン上だけで「キー入力のアプリケーション間通信が暗号化されますよ」
という事を実現している。
更にこの機能はハードウェアレベルで実装されている為、Windows にキー入力データがキーボードより
送られてきても既に暗号化されている為、キーロガーが読み取るデータは暗号化されたコードになると。
よってキー入力を盗まれても暗号化されており、解読不能なので情報が盗まれることは無いと。
実際にブラウザから送信ボタンなんか押したときは、入力データの暗号を解除して通信を行う。
この時に通る通信経路は同じく SSL で暗号化されているので安心である。
それじゃこれ。実際にキーロガー仕込んだらどうなるか。
実証してみました。
使用したキーロガーはウイルスではなくどこにでも転がっているアプリケーション。
その為かウイルスバスターは一切警告を出さなかった。
以下、「みずほ銀行」へのログインを試みたサンプルデータである。

入力データは「123456789」とする。
この時のロガーによって盗まれたデータ。
1. キー入力暗号化 OFF
09:58:21 WindowTitle:みずほダイレクト - Windows Internet Explorer 09:58:28 [1(メインキー)] 09:58:28 [2(メインキー)] 09:58:28 [3(メインキー)] 09:58:29 [4(メインキー)] 09:58:29 [5(メインキー)] 09:58:29 [6(メインキー)] 09:58:30 [7(メインキー)] 09:58:30 [8(メインキー)] 09:58:31 [9(メインキー)]
当然だが、OFF にしていたら LocalSSL が動いてないので筒抜け状態。
2.キー入力暗号化 ON
09:57:46 WindowTitle:みずほダイレクト - Windows Internet Explorer 09:57:51 [1(メインキー)] 09:57:52 [2(メインキー)] 09:57:52 [1(メインキー)] 09:57:53 [2(メインキー)] 09:57:53 [1(メインキー)] 09:57:54 [2(メインキー)] 09:57:54 [1(メインキー)] 09:57:55 [2(メインキー)] 09:57:55 [1(メインキー)] 09:57:56 [2(メインキー)]
正常に読み取れていない。
Windows 上では正常に読み取れていないが、送信すると正常なデータが送信される。当然だが。
これにより、オンラインバンキングやショッピング上でのキー入力暗号化により、より安心してブラウザを
使えるようになりますね。
でもちゃんとキーロガーが仕込まれないように自衛する事と定期的なウイルススキャンを忘れずに!!
■Trend ツールバー機能 No.2 「Trend プロテクト」
Trend プロテクトという機能は新しい技術として「Web レピュテーション技術」が用いられている。
「Web レピュテーション」というのは、アクセスするサーバー及びコンテンツ内容を独自のエンジンで
有害であるか無害であるかを識別してデータベースとしてまとめる事にある。
このデータベースを保持しているサーバーを「Web レピュテーションサーバー」と呼ぶ。
有害/無害の判断基準は細かく書くとまた長くなるので割愛するが、要は接続先のサイトをユーザに対し
トレンドマイクロのサーバーが信頼しているかしないかを知らせてくれる物になる。
実際、有害とされるサイトは有害な事が殆ど。信頼済のサイトは安全。これは確認済。
機能を有効にしていれば有害なサイトへは接続をブロックしてくれる。
無効であってもウイルスバスター2009 本体側でも有害サイト規制が有効であればブロックされる。
同じ機能が 2 個って~? と。
Trend プロテクトの方だと更に一段階踏み込み、日常よく使うサーチエンジン経由で未知のサイトに
アクセスする時、視覚的かつ容易に有害サイトであるか否かを判断できるようにハイライトしてくれる。
今回試したサーチエンジンは Google。理由はこれ以外使わないから…。
検索ワードは「crack」。いかにも有害そうなワードであったりします。
有害そうだけど crack とは何か説明しているサイトは安全であると。

1 個下に出てきたサイト。ここは本当に危険なのでアクセスしてもあとは自己責任で宜しく。

灰色でハイライトされるサイトも出てくると思うが、これはまだ未評価となっているのかな。
自分が普段良く行くサイトが灰色で表示されていたら信頼するという設定にしても良いでしょう。
■Trend ツールバー機能 No.3 「Wi-Fi アドバイザ」
これはインターネット接続形体が「ワイヤレスネットワーク」である場合に有効 (?) な機能である。
現在繋げているアクセスポイントが安全であるか否かをアイコンでお知らせしてくれる。
安全か危険かの判断は通信が暗号化されているか、SSID がステルスなっているか居ないか等々。

実際に有効化したが、これは要らない機能だなと。
表示されている情報間違ってるし。ちゃんと経路は暗号化しているのに暗号化なしってね。信頼性無し。
それに接続先は自分で選択する物だし、無意識のうちに危険な場所へ接続してネットしてましたーなんて
天然な事をするってのは、かなり高度なボケのテクニックを要すると思う。
Trend ツールバーの機能を 3 つ紹介しつつ評価も書いてみた。
トータルした評価を言わせてもらえば「要らない」機能となる。
理由
1. タブブラウザで常時 30~40 開いているので、これ使うと重すぎて話しにならない。
2. キー入力暗号化されててもキー入力無しで各種ログインしてるので意味がない。
3. ワイヤレスは殆ど使わない。
と言うことで、レビューで使われただけでこのツールはアンインストールしてしまいました。と。
新機能!! 有害サイト規制
Windows にログインするユーザー毎にきめ細やかなポリシーでネットにアクセス出来る時間帯を制限したり、
閲覧出来るコンテンツ内容をも制御可能になる。
ウイルスバスター2009 での新機能ではこれが一番の目玉では無いだろうか。
素晴らしい物です。
サンプルの設定を行ってみました。
手順は以下の通りで。

有効化して設定を行うが、その前に設定変更をする為のパスワードの設定が必要になる。
有害サイト規制を行っても自由に変えられたのでは意味がないからね。



最後の画像では色々注意書きがでるので良く目を通しておきましょう。
特に「コモンゲートウェイインターフェイス」という所。これは略して「CGI」ってやつです。
それとアクセスする Web アドレスは暗号化された後、一度トレンドマイクロ社のサーバーへ渡されます。
ここでもまた「Web レピュテーション技術」が用いられている。
どの様な挙動でアクセスをしているのかという実際のログはベータ版レビュー記事をご覧下さい。
出来ることはそのままタイトルになって表示されます。

「閉じる」をクリック。
制限するユーザーを追加する。

あくまでテストなので Guest を制限するユーザーに見立てます。小学生くらいの子供を想定。

選択してアイコンを選ぶ。


実際の用途であればここに家族が使っているアカウント名が入ったりする所ですね。
フィルタレベルは「高」にしてみます。説明は次の通り。

この画面は子供に見せたら逆に見たくて見たくて~ってなるかもしれないから見せない方がいいかなと。
Web アクセスのスケジュールを設定してあげます。「無効」となっている所をクリックで設定画面へ。

赤いブロックが「Web アクセス制限時間」になります。
小学生位を想定しているのでこの様な感じにしてみました。
平日朝~夕は学校。夜は早く寝なさいということで 23 時まで。土曜日は夜更かし ok。
日曜日は月曜に向けて早く寝なさいという感じだが右端のマスにチェック忘れた… (笑
この時間帯の設定はマウスでドラッグするだけ。簡単操作です。
規制時間帯にブラウザを開くと…

デスクトップ右下、通知領域の上にポップアップが出ます。
ブラウザにはブロックされているとの旨が記載され、Web サイトへの接続は拒否されます。

ただこのメッセージでは不十分と思った。
時間帯で規制しているのだから、「この時間はアクセスできません」みたいに出した方が分かりやすいのではと。
「このページ」と書かれているから「他のページは??」って試行錯誤して徹夜するかもしれないので
そんな頑張ってる姿を見て親はひっぱたかなくてはいけないかも知れません。
次に「うっかり送信」等々でネット上に流されるとマズイでしょうというデータを設定することも出来る。
ここで設定したデータは安全に保護され、漏れることはない。はず。

この様な感じで、Windows 上にあるアカウント個々に柔軟なサイト規制をかけることが可能である。
自分はこの機能を使う機会が無いけれど、普通ならかなり面倒な事をいとも簡単に実現できる
この「有害サイト規制」という機能は素晴らしいと。
自分で自分にフィルターをかけて徹夜したりしないようにとかリミットかけることも可能だしね。
有害サイトを規制するという事以外にもいろいろと使い道は産まれてきそうな悪寒がします。
強化!! 迷惑メール対策
とは言っても対応するメールソフトが Outlook 位という自分には使い道の全くない機能。
もとい、Outlook 自体 Windows のセキュリティーホールだと思っているので使ったことすら無かった。
しかし強化されたとあったのでちょっと触ってみた。
とりあえず Outlook Express を起動してみた。

と出てきた。
アドレス帳に載っている送信者からのメールはスパムではないというホワイトリストを作る訳ですね。
これで Outlook Express が起動すると、以下の様にツールバーが追加されていた。
2008 以前の物は知らないのでこれが初めて見る代物。何が変わったかは分からない。

「迷惑メール対策ツール」というボタンから設定を開く。
目に付いた二項目を覗いてみた。

注目したい所は「トレンドマイクロ オンライン判定サービス」という項目。
これもまた「Web レピュテーション技術」と同様のサーバーへ接続し、受信したメールが迷惑メールか
どうかを判定し、応答によって迷惑メールとする機能。(HTTP での通信を確認済)
「電子メールのhash値」とあるが、メール内容が送信されるわけでは無くて hash という形で符号化する。
迷惑メールでは定型文で送信されることも多いので有効な手段かもしれない。
hash の例をだしてみる。
「hello」という文字の hash 値は sha1 の物だと次のようになる。
「f572d396fae9206628714fb2ce00f72e94f2258f」
これは意味不明な文字列から「hello」に戻すことは不可能な不可逆の符号化なので、プライバシー云々は
心配しなくて ok です。
次にこれは便利かもしれないオプション。

指定した言語からのメールは迷惑メールと決め打ちしてしまうという物。
日本国内だけのメール送受信ならこれで海外はほぼブロックして ok でしょう。
mail from ヘッダから拾っているのか、Content-Type の charaset から
取っているのかは分からないが上手いこと判別するのでしょう。
とりあえずなにも設定は弄らないでメールアカウント設定して受信してみた。
常に 7 日分はメールサーバーに残すようなポリシーなので 248 通程捕獲できた。

んでお約束の誤検知。
これは図のように迷惑メールとして報告しちゃいましょう。

同様にして「迷惑メールフォルダ」からも迷惑メールではない物を「安全メールとして報告」した。
結果としてはこんなかんじの判定率に。

赤丸の所を見ると精度が分かる。
誤判定率 19.7%!!
正直これじゃ使いづらい。精度が低すぎる。
まとめてメールを選択して安全メール報告とかクリックしたらフリーズしたりとかもあったし…。
これは将来是非とも「学習型 + レピュテーション」という究極の形を作って欲しいと思った。
もちろんメールソフトを限定しない「透過型 POP Proxy」として実装して欲しい所だ。
参考までに自分が使っている透過型 POP Proxy である POPFile の精度は…

分類精度 99.45% である。ほぼミスが無い。この精度はインストールした 2007/08/02 からの
通算であり、一度もリセットしていない物でかなり強力である。
なのでこのウイルスバスターにある迷惑メール機能は不要と。
使えるレベルになるまでは使いませんよという所が本音だろうか。
強化!! 見やすくなった「セキュリティーレポート」
これは 2008 と比べて見やすくなったという話しなんだけど、一見したところ元から見やすかった為、
何処がどう変わったかってのは分かりづらかった。というか今でも分からない。

このレポートにあるグラフで、時間軸の「2日」とかが意味不明。
軸が右に向かっているのに 6 日とかいったいこれは何をさしているのか…ただの日付なのか
経過日数なのか何なのか。
でまぁ、ウイルスとか項目がある右側の検出数。ここをクリックすると詳細がみれます。

受信メールの添付かなにからか来ちゃっていたようでした。
なんで今まで引っかからなかったんだろう…と頭抱えてみたり。
それともう一つこっちの「セキュリティーダッシュボード」の方が遙かにレポートが見やすい。

ここからアイコンをクリックしてみると

円グラフで感染元が把握出来るし、何が検出されたかも分かりやすい。
画面下に日付毎にグラフ化されたデータもあるしね。
自分ならこっちから見る。メイン画面から辿ってみるレポートよりもずっと良い感じ。
新機能!! 「システムチューナー」で Windows を軽快に!
このシステムチューナーはなかなか使えるかもしれない。
「メイン画面」の左側にある「その他のツール」をクリックするとこんなのが出てくる。

ここからアイコンをクリックで起動することが出来る。
チューナーといってもこれクリーナーでないだろうかと。

4 項目をスキャンして不要な項目を削除し、肥大化したレジストリのチューンやら行える。
スキャン中……

スペックにもよるけどちょいと時間かかります。
スキャンが終わると処理する項目とその数を表示します。

削除が絡むだけに、実行するときは「復元ポイント」が作成されます。
自分は復元ポイントを無効化していたので、とりあえず有効にしてこれ実行してみました。
レジストリなんかは特にゴミが残りやすく、OS の足を引っ張ることも多い為、消せる物は消して
レジストリファイル自体を小さくしておくことがパフォーマンス低下を防止してくれる。
数ヶ月に一回くらいの頻度でこれはやっておきたい所ですね。
削除項目は「インターネットのプライバシー」に集中すると思うが、数多いだけあって
消すべきファイルやら Cookie を見定めてから実行する事。
削除する項目選択時はプルダウンメニューで細分化されていてここは扱いづらかった所。
慣れないと見逃しがちなるが、慣れる程多用する物でも無いと思うからここは次期バージョンで
見直して欲しいと思った。
新機能!! 全画面サイレントモード
これはフルスクリーンで他のアプリケーションが動作しているとき、ポップアップによる警告などを抑制する。
例えばゲームしていたりとか DVD みて盛り上がって来たところとかでぴょこんってポップアップでると
しらけるねーっていう配慮からかと思う。
しかしフルスクリーン時にポップアップが出るような動作って何があるのだろう。
メール受信でウィルス駆除とかになるのかなぁ。
希なケースになると思うんだけどポップアップ自体まともに見たことがないので今回はテストしても
体感する事はできませんでした。
強化!! パワーアップしたらしい「クイックスキャン機能」
ほんとにクイックスキャンだった…。

メイン画面からスクリーンショットの様にしてクリックするだけ。
スペックの低いノートで 5 分かからず。デスクトップの方では 2 分程度で完了してしまった。
肝心なスキャン内容は以下の通り順番に行われる。
トロイの木馬 -> Cookie -> レジストリ -> マイドキュメント -> localhost -> C:\Windows
要はシステムでウイルス感染してたらヤバイというクリティカルな部分に絞られているが、
ここが一番大事な所なので重宝する。
なかでも localhost って書いたけどこれはウイルスで外部へ勝手にデータを送っちゃう系の
プログラムがポートを開けて居ないかとか Listen してる不正なプログラムが無いかって物だと勝手に想像してます。(バックドア系)
ウイルスバスター各種ベンチマーキング by ぶっち
番外編として、ウイルスバスター無し/ウイルスバスター2007~2009 の合計 4 パターンの
消費メモリ、Windows 起動時間、ウイルスフルスキャンタイムを計測した。
そのデータをまとめてみます。
※ベータ版レビュー時と少しパフォーマンス変わっているので参考程度にしてください
※ウイルスバスター2009 のデータ採取時には OS 自体ちょっと弄ってしまったので信頼性に欠けます。
計測マシンスペック
ノート PC – DELL INSPIRON 700m
(PentiumM 1.7GHz、メモリ 2GB、HDD 80GB 4200rpm)
OS – WindowsXP SP3
Windows 起動直後の消費物理メモリ
ウイルスバスター無し – 472MB
ウイルスバスター2007 – 617MB
ウイルスバスター2008 – 553MB
ウイルスバスター2009 – 553MB
2008 と 2009 の差が見られなくなった。
思うに、製品版となってから「その他のツール」として実装されたプログラム関連のプロセスが増えたのではと。
ただし、ベータ版の時と同じく、ずっと使っていてもメモリリークの様な挙動は見られず、ずっと安定したメモリ状態で
かなり軽くなった。(多少消費メモリが増えた所での安定推移だが)
Windows 起動時間計測 (5 回平均)
ウイルスバスター無し – 84 秒
ウイルスバスター2007 – 113 秒
ウイルスバスター2008 – 101 秒
ウイルスバスター2009 – 103 秒
これもまた消費メモリと同じ理由なのかな…ほぼ誤差範囲で体感差はない。
ウイルスフルスキャンタイム
ウイルスバスター2007 – 210,156 Files – Time 02:03:57
ウイルスバスター2008 – 213,091 Files – Time 01:40:13
ウイルスバスター2009 – 214,990 Files – Time 01:44:41
2007 のフルスキャンはもうお話しにならないレベル。他 2 バージョンと比較しても 20 分差という…。
2008 と 2009 の差はファイル数こそ 1900 ファイル増えたが、4 分遅くなったというなんか良く分からない結果に。
全てを踏まえた正直な感想 by ぶっち
ウイルスバスター2008 からのアップデートで使用しているが、特筆すべき所はメモリ管理の出来た
プロセスで動作しているという所。
やたらとメモリの最適化を行わずとも安定したメモリ消費量を維持し、OS 自体も軽快になった。
これだけで 2008 からアップデートするに値する物だと感じたので 2009 を使用中。
新機能は疑問符が付く物が多いが、プラグイン方式の様なので個別に今後改善して欲しいと思う。
幸いよく使うかもこれ! っていう新機能は満足の行く機能を提供してくれた。(ダッシュボードなど)
あとは折角の新機能である「Trend ツールバー」だが、残念な事に自分はこれまったくもって不要。
2 台にいれた 2009 であるが、共にアンインストール済となっている。
これは有効化しているだけで著しくブラウザのパフォーマンスが落ちてしまうから。これは大ダメージ。
迷惑メールに関しても使うメールソフトが限定されてるし、その上精度が悪い。
例え自分が使っているメールソフトに対応したところで現状のままでは絶対に使えないレベル。
フリーウェアに負けている時点でまだまだ改良の余地有りです。
何だかんだと欠点的な事を書いてばかりだけど、これが自己流の使い方に合わないというのと機能不足。
売り文句として書かれている 8 割位は使わないかなっという所。
逆に言えばこれらを次期バージョンで改良して更に快適となる物として受けとって欲しいと思う所でもあります。
全て満足の行くソフトって言うのは存在しえない物だけど、あったらかなりヤバイソフトになってしまうなぁ…。
でもウイルスバスター2009 だと結構近い存在かもしれない。まだ改善の余地アリだから。
理想が高すぎると言うのもあるが、ぶっちゃけた素直な感想。
悪い点ばかりではない。
最も良いと思った機能は「有害サイト規制」。これを上手いことひねって意図した物と外れた使い方を
しようかな~なんて模索中。家庭で一台の PC を共有している場合、この機能は凄い効いてくるので
該当する人はウイルスバスター2009 の導入をおすすめする。
あとはセキュリティーダッシュボードはすごい見やすいからここから週一くらいで自分のマシンが犯されていく
状況を見ていこうと思う。
良し悪しはあくまで使う人がそれぞれ決める事。
まずはウイルスバスター2009 無料体験版をお試しあれ。
そして一通り使い倒して気に入ったら導入してみましょう。
他社からの乗り換えを考えている人もウイルスバスターを選択肢に入れてみてくださいな。
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