360mm ラジエータの簡易水冷 Corsair H150i PRO RGB 簡易レビュー

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はじめに

 Corsair H100i という 240mm ラジエータ採用簡易水冷を 5 年ほど使用していたので、今後も長期に渡って安心して使いたいなーと言うことで簡易水冷を交換してしまおうって流れになった。
 使用している PC ケース Corsair iCUE 465X RGB はフロントに 360mm ラジエータまで搭載可能だった為、ここは思い切ってサイズアップさせて冷却面にも余裕を持たせようと Corsair H150i PRO RGB を購入する事とした。
 ついでに CPU も AMD Ryzen 7 3700X から Ryzen 9 3900X へアップグレードする事になったが、TDP が上昇する分の発熱も押さえ込めるようになって結果的に買って良かったなと強く思えるようになった。

パッケージとその中身

 横幅約 475mm と非常に長い。中に 360mm のラジエータが入っているんだからまぁしょうがないだろうというサイズ感。
 パッケージは何かあったときの為にと保存しておくタイプの人間なので、これは収納場所に困るタイプ。

 開封するとこんな感じに。付属品の細かい写真は撮り忘れ……

 簡易水冷本体に 120mm ファンが 3 つ。ファン固定ネジが 6 セット分合計 24 本も付属するので、ファンを追加すればプッシュプルで更に冷却性能を向上させることが可能となる。このネジは UNC 規格の物なので入手性の悪さからフルセット分付属してくれるのは非常に好印象
 ラジエータをケースへ直固定する為の短いネジもワッシャーと共に 12 本付属している。用途に応じた固定が出来るよう配慮されているようだ。
 他、AMD 用ブラケット、Intel 用ブラケット (標準装備) に Intel 用バックプレート & ネジ、H150i 制御用の USB ケーブルが付属している。

本体各部位の写真

 先ずはラジエータ。360mm サイズは初めてなので「長いなー!」という印象だが、厚みが思ったほど無いのでスッキリした印象を得た。角張った感じでシャープ感があるので良い感じ。
 カタログスペックでは 396x120x27 [mm] というサイズになる。

 ヘッド部分。
 標準で Intel 用ブラケットが装着されている。
 ブラケットを反時計回りに捻るとロックが外れて交換出来るような仕組み。

 ヘッドとホースの接合部分。
 ホース 2 本の間からファン接続と電源ケーブルが生えている。個人的にこの位置からケーブルを生やすのは取り回し難いと感じた。
 H100i の頃のように違う位置へ配置して欲しいなと思うが見た目的にどうなるだろうかという思いもあったり。

 ベースプレート部分。
 H100i の時は四角い形状だったけど H150i はまん丸。標準添付のグリスも合わせて丸く塗られていた。

 付属のファン。
 最大 1,600rpm で風量は 47.3CFM。ノイズレベルは最大 25 dBA となり、静圧は 1.78 mm-H2O というスペック。
 オフィシャルに ML シリーズと書いてあったので、Corsair ML120 系になっていると思うが H150i 付属ファンの方が回転数の抑えたモデルになっているので、ファンを追加してプッシュプル構成にする場合、制御面でちょっと気を使うことになるかもしれない。

PC への取り付け

 標準添付のグリスは信用しない人間なのでエレクトロニッククリーナーで綺麗に除去してあげた。

 次にファンのマウント。
 PC ケース Corsair iCUE 465X RGB は標準でフロントファンが 3 つ搭載されているので、それをプッシュ側で利用。
 H150i 付属のファンを 2 つプル側で利用する事にした。ケース内部構造上、プル側 3 つは搭載不可なので変則的な構成に。

 ケース内がやや狭いのでマウントするのが面倒だったが無事に想定通りの固定が出来た。
 ラジエータに付いている Corsair ロゴがなかなかイカす。
 ホースが柔らかくて GPU にちょっと乗っかっている感じな所だけが心残り。

iCUE で初期設定を

 H150i を取り付けて PC を起動し、HWiNFO で CPU 温度をみたらもの凄く高くて「これ本当に大丈夫なのか!?」と不安になった物だが、原因はちゃんと設定して上げないとダメだったと言うことに。
 Corsair のソフトウェア iCUE から H150i を選択するとライティングの他、ポンプとファンの制御を行える。
 ここを見るとデフォルトではファンもポンプも「静か」という静音設定にされていた。
 特にポンプが「静か」だと 1,000rpm 前後の回転になるので、その分冷却水の動きが鈍く熱移動しないもんだから CPU 温度がえらく高くなっていたなんて結果に。
 そんなもんで通常利用時にはポンプの所を「安定」にしておく事を強くオススメ。
 ファン制御に関しては好みに応じて「静か」のままでも良いし、少し足りないなと思えばプリセットをベースにしてカスタム設定してしまうのも手。

冷却性能をみてみる

 CPU は Ryzen 9 3900X で Vcore Offset -0.10V とした以外は定格のまま。室温は 24.5 度。
 この条件で OCCT をデータセット「小」に AVX2 オプションを付けて実行した。その結果が次のスクリーンショット。

 30 分以上回そうかと思ったが 12 分程度で飽和してきた感じに温度が動かなくなってしまった。
 この時の CPU 温度は Package に示される数値となり、最大 71.63 度と十分発熱を押さえ込んでくれている。この時 H150i の水温は 34.5 度となっていた。IDLE 時の水温は 29 度程度だから十分良い温度に収まってくれている。
 ファンの回転も耳障りにならないよう、抑えていてこの性能だから冷却面に関してはなんら文句は無い

おわりに

 Zen2 コアな Ryzen では CPU をしっかり冷やせる環境ほどブーストも効いてくる。特に Ryzen 9 3950X なんかは 360mm ラジの簡易水冷が推奨される位だし。
 PC ケースのスペースが許す限り且つ、簡易水冷に抵抗がないのであれば Corsair H150i をポンっと載せてしまうと冷却面への不安が一切合切解決出来るので非常にオススメしたい所である。
 高負荷時でも静か且つ強力に CPU を冷やしてくれるもんだから Ryzen の性能も殺さず引き延ばしてくれるだろう。

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