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4 月から始まる電力自由化に向けて、我が家では現在「年間でどこまで安くなるか」を価格コムなんかで試算しつつも、値段以外の付帯サービスも含めた総合的判断を行おうとしている最中である。
価格コムでみる最安値
価格コムでは電力会社各社の年間コストを試算出来るサービスが存在する。つい最近、情報番組でも紹介されていたからご存じの方も多いかなと思う。
サイトに 12 月の電気使用量を入力すると、1~11 月分の電気使用量もおおまかに試算してくれる。それら全てを加算した予想年間使用量が元となり 1 年間あたりの使用料金を算出、各電力会社のプランで比較を行ってくれる。
我が家では 12 月の電気使用量が 627kWh だったのでそのまま入力した所、年間使用量は 7,549kWh だと算出された。今現在契約している東京電力から来た DM を見ると、実際に 2015 年の一年で使用した電力量は 7,887kWh だったから結構近い数値がはじき出される模様。
それはさておき、年間使用量を 7,549kWh と仮定した場合に最安となるのがこれ。
平日も休日も変わらずに電気を使う我が家では eREX と契約すると、年間でおおよそ 14,133 円浮く計算となる。
二番目に安いとされる東京電力スマートプランが年間で 6,743 円節約と算出されているので、二倍以上の大差で圧倒的に eREX が安くなるみたい。
疑問に思ったことを調べたり
今まで生きてきて東京電力以外の電力会社をよく知らないもんだから、一番安くなるからと、おいそれとそこに乗り換えて良い物かと考え倦ねる。要は分からない事だらけ。
電気を供給するインフラは既存のインフラを借り受けて用いるそうだから、安定性に関しては大丈夫かと思われる。万が一、電力会社による電力供給が止まってしまった時でも、他の電力会社から一時的に電力を借り受けるような仕組みも出来ているそうなので、停電が起きると言ったことも無いという。
どうして安く出来るのか、万が一の時にはどうなるのかと言ったことはキチンと説明はされていた。
イーレックス・スパーク・マーケティング – はなタカ! 情報
電力会社を変更する上でのデメリットらしい物はあまり見受けられない。
なにか付帯サービスがあれば……
今日 2016/01/18 になって東京電力から DM が来ていた。実際に昨年一年間で使用した電力量から行くと、プレミアムプランに乗り換えると年間で 5,800 円安くなりますよって案内だった。
赤く囲われている所を見ると事前予約を行えば、東京電力は T ポイントないし Ponta ポイントから選べる 12,000 ポイント付与、若しくは 10,000 円分の商品券を上げますよとの事らしい。但しこのプレミアムプランは二年契約である点には注意が必要だったりする。
これの他、毎月の電気代 1,000 円毎に 5 ポイント付与がある。我が家の 2015 年では約 24 万円の電気代を払ったが、同額を払ったとすると付与されるポイントは一年あたり 1,200 ポイント。事前予約分を合わせて 13,200 ポイントになり、二年間使用した場合に安くなる額は、ポイントも額面通りに換算すると 5800 x 2 + 12,000 + 1,200 x2 = 26,000 円になる。
eREX は二年間で 28,266 円だから大分差が縮まってきた。
既存のままか乗り換えるか否か
特に変化を求めず、現状のままでも気にならないのであれば東京電力のままとなる選択肢も範囲内に入ってくる料金設定だとは思う。
長期的に直接現金の消費を抑えるのであれば乗り換えた方が良いと感じる。
おわりに
電力会社を乗り換えたとして、最終的な評価は実際に使って見ないと結局は分からないから本当に悩まされる。自由化に伴い増えた顧客を捌ききれるのか、思わぬ不祥事が起きない物かと消費者は不安を抱く所もあるはず。料金以外にももっとパンチが欲しいと思う所ではある。
さて、未だ少しは時間があるから、もう少し詳しく調べて悩むだけ悩んで行こう。
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