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はじめに
2019/04/15 に新料金プランの発表会が行われ、その詳細が発表された。
こちらは「報道発表資料」にあるコンテンツなので文字ベースでちょっと分かりづらい面もあるが全て書かれているので熟読してみるのも一興。
より分かりやすい物は次のページとなる。
新料金プランのポイント
現行プランではスマートフォンを使用する際に通話料金プランと通信料金プランは分かれており、通信料金は更にパケット料金プラン、プロバイダオプションと言った感じで細かく設定されていた。
新料金プランではこれらがギガホプランとギガライトプランという大まかに二分化された物へ統一された。
つまりギガホ/ギガライトプランを契約すると通話と通信料金を一纏めにした料金体系になると言うことに。
通話プランで必要な部分があれば別途オプションで +700 円足せば通話開始 5 分まで無料の旧カケホライトと同等プランになったりするし、ギガライトプランならパケット使用量に応じて 1GB 2,980 円より 2GB 増える毎に +1,000 円、最大 7GB 5,980 円と自動的に料金が適用される仕組みとなり多少は分かりやすくなる。
反面、新プランを契約すると docomo with による月額 1,500 円引きや端末代金を実質的に値引きする月々サポートは廃止される。
新料金プランで試算を行う
実際に自分が新料金プランに移行した場合、毎月の基本料金が幾らになるのかを試算しておくと安くなるのかそれとも逆に高くなってしまうのかが見えてくる。
新料金プランが万人向けという訳でも無く「嵌まる人には嵌まる」ものだと思うが、その嵌まる人が今までの料金プラン改定時よりも幅広くなるのではという印象はある。
実際に筆者の家庭で 3 月分の確定された請求を元に基本料金部分がどの程度変わるのかを試算してみた。
現行プランと同等内容になるような基本プランとオプションを選んでみると上記表の結果となった。
筆者は 5 分未満の手短な連絡が多いので通話料を抑えるにはカケホライトが必須だった。ギガライトプランに移行した場合は「5 分通話無料オプション」(700 円) を付加すると通話プランに関しては同等になる。同様に嫁さんも同じオプションを付けた。
子供はスマホデビューしてからは通話といえば LINE 通話ばかりなので通話料に関するオプションは不要。
割引き面に目をやると月々サポートは無くなるのが手痛い所だけど通話回線が 3 つあるので「みんなドコモ割」が適用される為、各回線毎に -1,000 円が効いてくる。加えて長男の回線はウェルカムスマホ割が効いているが新料金プランでははじめてスマホ割という名前に変わりつつ割引き額が減る物の更に -1,000 円が効いてくる。
端末代金は筆者の Xperia XZs の分割払いがあと 2 回残っているのでそれを加算。嫁さん端末は分割払い完了済。長男の端末は一括だったので無しと。
まとめて見ると現行旧プランでは合計 13,438 円だった基本料金が新料金プランでは 9,212 円にまで下がることになる。
仮にパケット使用量が 3 回線全てで 1GB を超えたとしても +3,000 円の 12,212 円になるので安くなるって試算となった。
料金項目も表を見る限りかなりスッキリまとまっており、「この回線は主だからシェアパック料金だけどこっちの回線は副だからシェアオプション 500 円なのでー」とか、「SP モード代が別途~」なんてゴチャゴチャして無くて良い感じに思える。この点は分かりやすくなっているなと感じるポイントでもある。
気になるところ
新料金プランでは端末代金への補助的な事が出来ないので、機種変時に掛かるイニシャルコストがどうなるかは不明。未だ発表こそない物の何かしらの案が出てくるだろうと思われる。
我が家ではスマートフォンを一括で購入するって事に対して嫁さんの許可が先ず下りないので分割払いにしてイニシャルコストを絞りきらなければならない。
そんなもんで今後は機種変の料金体系がどうなるかがもの凄く気になるところである。
おわりに
筆者の家庭では基本料金にまつわる試算に大きな間違いや誤解が無ければこのまま 2019/06/01 の新料金プラン開始に合わせてプラン変更を行っていこうかなと考えている。
それまでは十分に情報を集めつつ現行と比較を繰り返し、更に考えを練っていこうかなと思う。
ドコモのサイトには料金プランのシミュレーターがあるが、いまいち細かい所まで手が届かない感じなので手動で表計算にまとめて行く手段が良さそうだ。
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