TackLife PCD06B / 18V 電動ドライバーをやっと購入してみたり

5.0
Review
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はじめに

 自作 PC 組み立て用だったり家具を組み立てるときにと電動ドライバーは持っていたけど Black&Decker の AS36LN は非力で困ることが多かった。
 何れはしっかりした電動ドライバーでパワーのある物が欲しいと思っていたが、前々から目を付けていた TackLife の電動ドライバーが本体とバッテリーに充電器のみという最小限な製品が 3,000 円を切っていたので遂にポチった。目を付け始めた頃は 7,000 円位だった製品だ。

 それがこの TackLife PCD06B というものになる。製品名最後にある「10 個セット」は何かの間違いのまま放置されているらしい。
 脱着式 Li-ion バッテリーで 18V 駆動の最大 30N·m とパワフル。回転数も無負荷時 0~1,300rpm で速い。
 今まで使っていた Black&Decker AS36LN は最大 4.8N·m、180rpm だからその差も激しいものがある。

 TackLife の電動ドライバーは他にも PCD05B という各種ビットがセットになった製品もある。

 こちらは 5,999 円となるがドライバー本体の性能は全くの同一であり、差は付属品とバッテリー容量の違いだけ。
 必要なビットを持っているのであれば安い PCD06B を買えば良いし、ケースやビットも欲しいのであれば PCD05B を選べば良いと思う。

概要

スペック

最大穴あけ能力 鉄工 Φ6mm、木工 Φ18mm
チャックサイズ 10mm
無負荷時回転数 0~350rpm, 0~1,300rpm
最大締め付けトルク 30N・m
動作電圧 18V (最大 20V)
充電時間 最大 4 時間
サイズ 22.8 x 20.4 x 10 [cm]
重量 1,670g

パッケージ

パッケージ内容

 同梱品は電動ドライバー本体、バッテリー、充電器、AC アダプター、フックと必要最小限に抑えられている。
 ビットは別途購入しておく必要があるので要注意。既にある程度持っている人用ということだ。

充電器とバッテリー

 充電器はバッテリーを載せるとかでなく、バッテリーにはめ込むだけのタイプで簡易的な印象を受けた。

 バッテリー本体はこんな感じで残量インジケーターが付いているので使いやすい。

 バッテリー底面はスリットが設けられており、連続使用時の発熱も心配ないだろうと思われる。
 恐らく 3.7V 1,500mAh の 18650 を 5 本直列に繋いだだけの物と思われる。

 バッテリーと充電器を繋げるとこの様になる。
 あとは AC アダプターを繋いでコンセントに挿しておくと赤い LED が点灯し、充電が開始される。

 一度だけいきなり緑色点灯になって充電が開始されない現象があったが、アダプターを挿し直したら正常に充電開始となったので上手く行かない場合は AC アダプターを挿しなおしということで。

本体外観

 電動ドライバーといえばこんな感じ! という風貌の本体。安い所有欲を十分満たしてくれる。

 ボディ上部のアップ。
 モーターが見える部分は駆動開始時と終了時に火花が散るが、これは安価なだけあってブラシレスモーターでは無いからカーボンブラシが使われている為だ。駆動中に凄い火花でも出ていない限り正常なので心配は無用。
 また、本製品は内部パーツのメンテナンスは出来ないとマニュアルに記載されている為、カーボンブラシが摩耗して回らなくなったら寿命という事になる。

 チャックを正面から見据えるとこの様な感じに。ごく一般的な 3 支点のチャック。
 チャックの黒いリングをつかんだままスイッチを入れて回転させて締めるようなビットの固定方法はやるなとマニュアルに書かれているので注意されたい。ついつい楽だからやってしまいがち……

動作テスト

 流石に文章でどうのというのは難しかったので簡単な動画に収めておいた。
 モーター部分の火花は商品説明に書かれていたので前もって分かっていた物の、初めて使うならちょっと心配になる火花の散り方をしていた。しかし稼働開始と停止時に限るしあちこちググってもカーボンブラシが使われた電動ドライバーは例外なくこうなるそうで気にしないようにした。
 安価な電動ドライバーということで作りが安くないかと気にかけてもいたが 200mm のビットを装着して 1,300rpm で回したところで軸ブレも見られないから安かろう悪かろうでもないかなと安心した。

使用感

 正直思っていた以上にパワーのある電動ドライバーだったのが想定外。
 最小トルクに設定しても Black&Decker AS36LN の最小トルクよりも強いので自作 PC 用で使ったらネジ穴が心配になるレベルに。もし使うのであれば 0~350rpm モードでケースファンの脱着に限る等とした方が良いだろう。
 トルクは強ければ良いわけでも無く、適度に弱い電動ドライバーも合わせて持っておいて良かったなと思う所。

 実際に本領発揮となるのは家具を組み立てたり DIY で長いネジをサクッと締めたいときになるだろう。
 1,300rpm と回転も速いしトルクもあるのでサクサク作業が進んで捗る。

 本体重量が 1,600g 超と重いので使い始めは良くても長時間の使用で怠くなってくるかもしれないが、手回しでネジ止めや穴あけするよりは何倍も楽だから良しとする。

おわりに

 実際に何かで使うために購入した訳ではなく、こう言った電動工具を持っておきたいという願望だけでポチってしまった為、未だ使いこなす場面が来ていない。
 にもかかわらずレビューと記事にしてしまったのも、ただ単に自己満足の為かなと。
 内容的にあまり役に立たない感じになっちゃったかなと思うも、こう言う製品を買ったという記録なんて事で終わりにしておこうかと思う。
 製品としての作りも安いからと言って問題が有るわけでも無いから良い買い物をしたと思うばかり。
 今後は色々なビットを使う事が出来るようになるからバフやら買い集めてネジ締めや穴あけ用途以外でも活躍させてあげられればと。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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