サーバー構築 番外編 BIND

Linux
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ついつい嵌って徹夜してしまった…orz
これは面倒臭いというか難しい部類にはいるサーバープログラム。DNS です。
今回、一連のサーバー構築記事からは外します。よって番外編と。
無くてもホストとして動作するので…。


現行稼働ホストでは既にマスターの DNS サーバーが稼働中。
もう一つマスターなんていうのもなんかなーっていう所だし、構築中のサーバーが稼働開始したら
現行のホストは NTP と DNS サーバーとして生き残って貰うことに決めている。(その他個人的検証用)

そんなもんで、今回はスレーブとして DNS サーバーである BIND を導入した。
conf ファイルは稼働ホストから scp でコピって一部書き換え。
localhost の 逆引きゾーンファイルも同様に。

そんでもって現行のネームサーバー名を変更。「ns1」と「ns2」という風にマスターとスレーブが分かるよう
ゾーンを書き換えた。
この作業は 2 つホスト両方で設定書き換えと動作確認をしたので結構時間がかかった。
なんせ初の試みだったので (汗

とりあえず一発で上手く動作。
マスターからゾーンファイルを正常に転送し、構築中のホスト自身で名前解決が出来た。
dig コマンドでクエリー投げても権威ある応答としてもしっかり出力されている。

で、折角だからスレーブ側はクエリーを投げる時にマスターへいきなり問い合わせることをせず、
自分自身スレーブを最初の問い合わせ先にして、セカンダリーとしてマスターを指定。
なんだかややこしいことをした (笑
例によってこの部分は /etc/resolv.conf の編集で ok。
内容を以下の様にした。

namesesrver 0.0.0.0
nameserver 192.168.1.5

と 2 行になっただけ。
スレーブを立てたことで、マスターのゾーンファイルに記述されている TTL やらを見直さないとなぁ
なんていう所。

久々 DNS に触れたが多少勉強にはなったかな。

ちなみに参考文献は「O’LEIRRY DNS & BIND」。
業務で DNS に携わった人間ならこれは持っているはず。というかぶっちはこれ専門分野だった気が…。
# 某 IDC で DNS 担当してました

一応、マスターサーバーの立て方が気になるのであれば過去に書いた記事を参考にして欲しい。
新サーバー構築 其の一 BIND

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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