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今月頭あたりから MSI R7 370 GAMING 4G を使い始めた訳だが、各種ベンチを行っている時から GPU Clock が 925MHz に張り付いたまま上がってくれないことが多々見受けられていた。
MSI Afterburner で Power Limit を +20% まで上げてやると、FF XIV ベンチなんかは Boost してくれて OC モードなら 1,070MHz 駆動という感じに動いてくれた。常時 Boost してくれとは言わないが、MSI R7 370 GAMING 4G の仕様上、OC モードであれば Base Clock は 1,020MHz で Boost Clock は 1,070MHz であるにも関わらず 925MHz 固定となってしまうのは何なのだろうか。
実際に OC モードでゲームを動かした物が次の状況に。ゲームタイトルは ECHO OF SOUL という割りと軽量な DirectX9 ベース。
ゲーム起動中はずっと 925MHz で動作する。このゲームよりも重量級な FF XIV ベンチでは OC モードで Boost すると 1,070MHz まで到達してくれる。
他にも 3DMark も 3 種類のモード別でベンチマークを行ったところ、どれもが 925MHz 駆動だからスコアが誤差レベルのブレがあるのみで全く意味を成さなかった。
今一このカードのうま味が分からなくなってきてしまった。
CPU だと Boost しないのであれば Base Clock で動く物って認識になっているんだけど、GPU はなんかしら制御が異なるのかなぁ。もっとも Base Clock でこのカードが動いている場面を見たことがなくて、925MHz で動いているか Boost した Clock になっているか、さもなければ P-State が遷移してもっと低いクロックで動くかどうかなので、MSI の製品ページにある Base Clock の表記も良く分からない所。
この現象に関しては海外のフォーラムのどこかで「Mode を変えてもスコアが変わらない」という様な文言を見かけたので「R7 370 とはこういう物だ」として使って行く他ないのかなと、ちょっと不満を持ってしまった次第。
ガンガン負荷をかけても 70 度を超えるかどうかって位に TwinFrozr は優秀だからもう少しクロック上げた状態で動かしたい物だ。
2015/08/22 追記
21 日に WindowsUpdate 経由で新しい DisplayDriver が適用された。バージョンは「15.20.1062.1004」になった。
このアップデートにより、ゲーム中の GPU Clock が 925MHz でしか動かなかった物が、正常にとでもいうのか分からないが設定した Boost Clock である 1,070MHz まで伸びるようになってくれた。
しかし、3DMark に於いては相変わらず 925MHz 固定のままであった。
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