Inateck BP2002 MarsBox Bluetooth スピーカーのレビュー

Review
この記事は約4分で読めます。
この記事は最終更新日より 1 年以上経過しています。
画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。

 F&M 社 Inateck ブランドより BP2002 MarsBox Bluetooth スピーカーを頂いたのでレビューを書いてみる。幾つか欲しい物を選べる中から、特に気になる Bluetooth 器機としてポータブルスピーカーをチョイスした。
 Bluetooth によるワイヤレス通信で音を送るので配線が不要。人の迷惑にさえならない場所であれば、いつでもどこでも音楽を楽しむことが出来る逸品だ。

Inateck BP2002 のスペック

Bluetooth 4.0 対応(動作周波数 2,402~2,480MHz)
Bluetooth 対応 ProfileA2DP, AVRCP, HFP, SPP, DIS, FMP, HRP, HRS, HTP, HTS, IAS, LLS
通信距離見通し最大 10m
パワーアンプ10W
スピーカー出力5W x2
対応コーデックSBC
バッテリー2,200mAh x2
動作温度0~45℃
端子DC-IN (microSD 5V/1.5A)、ステレオミニプラグ

Inateck BP2002 MarsBox Gallery

使い方

充電

 先ずは開封時に本体が入った袋へ貼られている注意書きの通り、BP2002 本体を充電してあげる必要がある。幸いにも 5V/1.5A 入力に対応しているので、2A 出力が出来る USB 充電器を用いれば PC の USB ポートから受電するよりも短時間で済む。
 充電に用いる MicroUSB ケーブルは付属のスリーブケーブルで高級感漂う物を使えば良い。
MicroUSB ケーブルとステレオミニピンケーブル

ペアリング

 充電が終わったら使用器機とのペアリングを行う。BP2002 背面の電源ボタンを長押しすると、正面中央上部にある青色 LED が点滅を開始するので使用器機よりペアリングを行う。
 今回は最初に Xperia Z2 でペアリングを行った。尚、デバイス名は BP2002 ではなく MarsBox となっているので注意。
1118_bp2002_pairing

操作方法

20151117-DSC_0055_fix_1

多機能ボタンBluetooth モードと FM ラジオモードの切り替え
長押し時 : 再ペアリングモードに入る
着信時 : 通話モードになる
Volume + / Nextボリュームを上げる
長押し時 : 次の曲に進む
Volume – / Prevボリュームを下げる
長押し時 : 前の曲に戻す
再生/一時停止/選局再生と一時停止を行う
FM ラジオモード時 : 自動選局を行う

音質

 Apt-X には対応していないが音質面は充分である。若干ではあるがホワイトノイズが認められた。
 ロック系の音楽を聞いた際の個人的な感想としては、低音の存在感がありつつ高域が強めに感じ、中域はフラット。全体としては高音が強調される感じだと思った。好みに応じたイコライジングを行うとより良くなると思われる。
 後に PC とのペアリングも行って TV の音声再生に使ったが、ソースとして高音が余り見られないことから人の声の帯域は聞きやすいと感じた。低音の強さと相性が良く非常に聞きやすかった。

おわりに

 説明書の別紙にて日本では FM ラジオが使えないかもしれない注意書きがあったが、電波を掴めない感じだったので使う事が出来なかった。
 また、ステレオミニプラグが付属しているので、有線でなにかしらのデバイスと繋げば極普通のアクティブスピーカーとして使用することも可能だ。Bluetooth に限定されていないから小型であることも相まって用途の幅が凄く広くなると思われる。
 個人的に BP2002 の用途としてはスマホで動画再生時を主として使って行きたいと感じる音質だったから、家中どこでもゴロゴロしながら使っていこうと思う。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

ぶっちをフォローする

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.