Setom 3in1 12V 車用ジャンプスターター 12,000mAh モバイルバッテリー

Review
この記事は約4分で読めます。
この記事は最終更新日より 1 年以上経過しています。
画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。

 この度、Setom より 3in1 ジャンプスターターのご提供を頂いたので、レビューをお送りする。
 本製品は車のバッテリーが上がってしまった際の起動電流を確保することが出来る 12,000mAh の容量を持つモバイルバッテリーだ。
 3in1 の 3 は「ジャンプスターター、USB 充電出力端子、LED ライト」と言った 3 つの機能を 1 つにまとめた物である事を差す。

パッケージ

 シンプルな茶箱となっており、サイズはおよそティッシュペーパーの箱サイズほどである。
20160614-DSC_0054

パッケージ内容

20160614-DSC_0055


 パッケージに同梱されている物はバッテリー、バッテリー充電用 AC アダプター/シガーソケット、車載バッテリー接続用クランプ、MicroUSB ケーブル、取扱説明書となっている。
 尚、本製品は MicroUSB ケーブル経由であっても充電可能なので、AC アダプターやシガーソケットは無くても問題は無い。しかし、充電手段が複数用意されているので非常に扱いやすいと思われる。
20160614-DSC_0061

バッテリー外観


 外観は結構がっちりしており、端子類は全てキャップが被るようにされているが防水性能は無い。
 銀色のボタンは USB 充電出力端子による充電開始時や、バッテリー残量 LED 点灯に用いる。バッテリー残量は青色 LED が 4 つ付いており、1 つあたり 25% を示す。12V 車のジャンプスタート時に於いては本製品のバッテリー残量が 50% 以上必要とされているので、青色 LED が 2 つの点灯する事を確実にしておこう。

使い方

12V 車のジャンプスタート

 本製品と車のバッテリーを接続する手順は説明書通りだと次の通り

  • 本製品のバッテリー残量が 50% 以上である事を確認する。
  • 赤いクランプを車のバッテリー + 側に接続する。
  • 黒いクランプを車のバッテリー – 側に接続する。
  • 青い 2pin 端子を本製品ジャンプポートへ接続する。
  • 車のエンジンをかける

 注意点としては、ジャンプスタート後 30 秒以内の再使用及び接続の脱着は行わない事とされている。

モバイルバッテリーとして

 USB 充電出力は 2 系統あり、5V/2.4A と 5V/1A になる。ボタンと残量 LED がある面を上にした時、左側の USB 端子が 5V/2.4A 出力となっているので、今時のスマートフォンであればこちらへの接続になるだろう。
 簡単に確認した限りでは出力がかなり安定しているので、モバイルバッテリーとしての使用をメインとしても何ら問題は無いだろう。

LED ライト

 一般的な白色 LED によるライトと、緊急警告灯としての赤色ランプが個別に付いている。


 本製品のスイッチを 3 秒長押しで通常の LED 点灯モードに入る。最初は常灯モードで、更にスイッチを押すと点滅モードに切り替わる。遅い点滅と速い点滅の 2 モードある。点灯を止めるときは再びスイッチを長押しする。
 緊急警告灯はスイッチをダブルクリックするように素早く 2 回おすと点灯する。緊急時を示すよう、点滅を繰り返す。路上で後方に対して何かを伝えるときに役立つだろうと思われる。

おわりに

 3in1 との製品名通りに 1 つのモバイルバッテリーでジャンプスタートからモバイルデバイスの充電、LED ライト/警告灯と多機能であり、各機能が手抜き無く動作する。
 ジャンプスターターとしてはバッテリー残量 50% 以上と割と低い残量からの使用が可能なので、本当のいざと言う時でも安心だろうかと思われる。
 勿論、USB 充電出力も仕様通りに高い電流を流すことが出来るから、モバイルバッテリーとして常用してもなんら問題はないだろう。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

ぶっちをフォローする

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.