bind をビルドやり直しな作業メモ

Linux
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別に表へ晒している DNS では無いのだが、穴抱えたままも気持ち悪い。
折角だし問題があった際、切り分けが効くようにインストールパスを変えた。
今回入れたのは ISC BIND 9.8.0-P4。


最初、Build を終えたときに OpenSSL が古いだとか文句言われた。
なので、 Source を落として来て野良ビルド。”/usr/local/openssl” に入れた。
元から入っている RPM パッケージの OpenSSL とは使い分ける感じに。

そこから気を取り直してまた Build。

./configure –prefix=/usr/local –exec-prefix=/usr/local/bind9.8.0P4 \
–enable-threads –with-openssl=/usr/local/openssl

とまぁスタンダードに。
野良ビルドかました物は “/usr/local/” に置く癖があるので個人的にはいつも通り。
“etc” も “/usr/local/etc” という感じに。

あとは

$ make
$ su
# make install

という風に入れれば ok と。make test は途中でどうしてもエラー吐くので無視。

make install が終わったら

# cd /usr/local/
# ln -s /usr/local/bind9.8.0P4 /usr/local/bind

なんてして VerUp 噛ましても切り分けできるようにした。
ついでだから bind のバイナリにある dig やら nslookup 等のコマンドを
パスの通った所にリンク張っておいた。

# cd /usr/local/sbin
# ln -sfb /usr/local/bind/sbin/* ./

そっから後は init を修正して named.log を tail しながらビルドしたやつを動かしたり、
rndc 叩いてみたり。

# rndc status
version: 9.8.0-P4
CPUs found: 1
worker threads: 1
number of zones: 21
debug level: 0
xfers running: 0
xfers deferred: 0
soa queries in progress: 0
query logging is ON
recursive clients: 0/0/1000
tcp clients: 0/100
server is up and running

この結果が表示され、バージョンが自分で入れた物と一致。
そして dig やらで正逆引いて設定した通りのレスポンスがあれば正常とみなした。

以上。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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