Cinebench R20 が Microsoft Store アプリでリリース。Portable 版にしてしまおう。

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はじめに

 昨晩あたりに昨今の CPU ベンチマークソフトウェアとして非常に良く持ち出される CINEBENCH の新しいバージョン R20 がリリースされた。

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 しかし、現状では Microsoft Store アプリとしてのリリースのみでしか見当たらない。

Store アプリは嫌いなので…

 筆者は Portable 版だった CINEBENCH R15 の様な使い方をしたいので、動作に必要なファイル類だけをサクッと抜き取って Microsoft Store アプリの方はアンインストールした。

 CINEBENCH R20 を Store 経由でインストールすると、インストール先のフォルダは C:\Program Files\WindowsApp 以下になるのだが、ここはファイルのパーミッションがキツくされているのでアクセスが出来ない。
 そこで別の手段を考えていたら次の手順で CINEBENCH R20 を抜き出すことに成功した。

CINEBENCH R20 本体のみコピーする手順

  1. スタートメニューを右クリックし、PowerShell を管理者権限で起動させる。
  2. PowerShell のプロンプトから cd 'C:\Program Files\WindowsApps\MAXON とまで入力をしたら TAB を押す。
  3. フォルダ名の残りの部分が補完されるので Enter を押す。
  4. cp -r .\bin\ S:\TempDir\cb20_portable なんて感じにコピー先を指定すると bin 以下に収められた実行ファイルと付随するライブラリ等々が丸っとコピーされる。

 実際の様子はこんな感じに。恐らく CINEBENCH R20 のインストールフォルダ名最後の何文字かは環境によって変化しそうな雰囲気があるので TAB 補完を用いると確実かなと思った次第。

 コピーが完了したらあとは Cinebench.exe を実行すれば良い。

 動作の確認をしたら Microsoft Store アプリでインストールしたほうの CINEBENCH R20 はアンインストールしておいた。

 試しにマルチのみ計測してみたところ、Ryzen 7 1700X OC 3.8GHz + DDR4-3200 な環境にて次のような結果だった。

CORES=8
THREADS=16
MHZ=3800.000000
PROCESSOR=AMD Ryzen 7 1700X Eight-Core Processor
CBTYPE=64 Bit
OSVERSION=Windows 10, 64 Bit, Professional Edition (build 17763)
CBCPU1=0.000000
CBCPUX=3781.501722
C4DINFO=
C4DVERSION=20.040
C4DBUILDID=RBBenchmark271150

 このログはドキュメント以下 MAXON フォルダを見つければテキストファイルとして残っている。

ふぅ。

 (記事投稿直後の追記)
 海外のサイト TechPowerUp に Portable 版が転がっていた。

TechPowerUp
著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父なアラフォーのおじさんです。

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