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はじめに
メインマシンの簡易水冷を Corsair H100i から同社 H150i PRO RGB に交換を行った。
交換するにあたった理由は、使用開始から 5 年経過していたから内部も劣化しているだろうし今後も安心して使いたいからってな物。
今まで使用していた Corsair H100i は 2015/02/21 に保証を使って新品交換となってから起算して使用期間 5 年という事になる。
AMD FX-8350 から始まり、Ryzen 5 1600, Ryzen 7 1700, Ryzen 7 1700X, Ryzen 7 3700X と色々な CPU を冷やしてきてくれた相棒だった。
最後はヘッドのベースプレート部分からパカっとあけて分解。これを以て供養とする。
5 年使った Corsair H100i の外観
長いこと使って来たけど外観はラジエータのフィンに詰まった埃くらいしかこれと言った汚れは無し。
ベースの部分は CPU のヒートスプレッダの形状で跡が残っていた。熱で少し酸化でもしたのかなー
ホースとヘッドの接続部分もこれと言った劣化は認められない。
ラジエータとホースの接合部分近くにはホースに謎の傷が 3 つ程ついていた。
何かぶつけるような部分でもないし、そもそもゴムのキャップみたいな物の下から続いてる傷もあるので劣化部分となるのかな。
冷却水、全部抜く
洗面器を用意してベース部分を固定するネジ 8 本を外すことで冷却水を全て抜く事にした。
冷却水とベースプレートの確認
冷却水を抜いたらお○っこみたいな色をした冷却水がダバダバ出てきた。
良く目をこらすと黒い沈殿物が 3~4 粒ほど確認出来た。しかし濁りは無く透明であるから冷却水の劣化としては殆ど無いのではと感じる。
ただ、冷却水の元の量がどの位入っていたのか分からないので、揮発してどの位減ったかなんて事は不明である。
ベースプレートの裏側というか内部側はこの様な感じになっていた。
もっと汚れてフィンの部分が目詰まりを起こしているような結果を想像していただけに肩透かし。
複数の付着物こそ認められる物の、水流を妨げるレベルの汚れは確認出来ない。
おわりに
Corsair H100i 交換直前まで Ryzen 7 3700X をしっかり冷やせていたことから性能面の劣化は確認できなかったが、中身までこれほど綺麗なまま維持出来ていたとは正直勿体ないことをしてしまったかなと思うばかり。
保証期間である 5 年が経過してもまだまだ使っていけるレベルを維持していただけに…… ね。
そんなわけで個人的に Corsair の簡易水冷で Asetek OEM の製品はかなり信用を置いて使うことが出来るだろうと、今回の記事がきっかけで思うようになった。
今メインで使っている Corsair H150i PRO RGB も末永くお付き合いしていきたい物である。
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