7/1 うるう秒のその後

Linux
この記事は約1分で読めます。
この記事は最終更新日より 1 年以上経過しています。
画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。

 ローカルで動かして居る ntpd にうるう秒の対策として slew モードの動作をさせた後、どういう事になっているのか時間をあけて観察してみた。
 過去のうるう秒では特に何もしないまま問題無く乗り越えてきたけど、今回はすこし気にかけてやってみたので気になる事も多かった。


 まず Munin で監視している ntpd のグラフを見てみる。
02_ntp_offset
 いわゆる「時間のズレ」を表しているのが青い線の offset となる。うるう秒を乗り越えた 09:00 から 19 分後にずれた分の時間を補正しようとする動きに入っている。それと同時に Jitter が跳ね上がって午後までは不安定なグラフを描いた。
 ntpd の slew モードは時間のズレを非常にゆっくりと補正していくので、突然 1 秒進んだ時刻を引き戻すという事は起こらない。通常モードであれば、すぐさまズレを補正するから時間の逆進が発生してしまうことになる。

 この記事を執筆している時点で 19 時間近く経過しているが、未だ安定には至っては居ないけど何も問題無く過ごせているから結果としてはいいだろう。
 とは言え、時間の逆進によって何が起こるのかと考えてもうちのシステムでは特に何も無さそうだったが、こういう対策を取る行動が楽しいと思ってしまうので結果オーライだ。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

ぶっちをフォローする

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.