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今回もまた F&M 社 Inateck ブランドより HB3001G の提供を頂いたのでレビューをお送りする。
OTG とは On The Go の略称で、USB 器機を PC といったホストを必要とせずにデバイスを動作させる仕組みとなる。スマートフォンやタブレットが OTG に対応していると、それらから様々な USB 器機を使用可能となるのである。
それでは HB3001G の概要や写真、ちょっと便利な使い方を探してみたので紹介してみよう。
HB3001G の概要
インターフェイス
接続用端子 : MicroUSB 端子
USB ハブ部 : USB 2.0 ポート x3
カードリーダー部 : SD/SDHC、microSD、MemoryStick、MemoryStickMicro
電源端子 (専用ケーブル付属)
パッケージ
簡易パッケージとなっている。
インターフェイスの写真
上:MemoryStick/下:MemoryStickMicro | 上:SD/SDHC/下:microSD |
AC / USB 2.0 | USB 2.0 x2 |
使って見た感想
デジカメのお供として
今回 HB3001G を使うにあたっては「こういう事が出来れば便利だな」と思うようなことを試してみた。
それは SD カードを読ませること。たったこれだけの事なんだけど、カメラを持って外出した時に良い使い方を思いついたのである。
スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で SD/SDHC カードを読み取れるという事は、もし写真を撮り過ぎて SD カードが一杯になってもモバイル端末に移動することで空き容量を増やすことが出来る。
さらに、モバイル端末の空き容量が少ない場合には写真データを Dropbox などのクラウドストレージに逃がしてやれば良いし、別途 USB メモリを繋いでそちらに移動させてしまうのも手である。
ただ、SD カードと USB メモリを同時に接続しても Xperia Z2 の場合は両方のメモリデバイスを認識する事はかなわず、どちらか最初に接続した方にのみアクセス可能となっていた。同時に扱えるようであれば SD カードから USB メモリに直接移動といった事が出来ると思うので、この点だけちょっと残念だったのだが、少し調べた所 Android ではこうなる仕様の様だから仕方が無い。
文字入力や操作を PC ライクに
文字入力に集中したい場面では USB 接続のキーボードやマウスを接続すれば、PC と同じ操作が Android でも可能であった。
キーボードであれば Bluetooth で接続するタイプの物もあるが、USB 接続であれば使えるキーボードの幅がもの凄く広がるのでメリットが大きい。マウスも同様だ。
小型のキーボードやマウスも携帯しておけば出先でもサクッとデータ入力や文書作成も出来るようになるだろう。
手元にある USB 接続のキーボードは Logicool K270 というワイヤレスタイプの物しかなかったが、正常に使用出来た。こう言った使い方をする場合、そんな距離をとることも無いから敢えてワイヤレスタイプを選ぶ必要も無いと思う所。
ちょっと惜しいと思ったのは、キーボードを繋いでクレードルに載せたい時、HB3001G の microSD 端子が真下に向くので横に置くことが出来ない所。端子を L 字にするか、そのようなアダプタがあれば良かったかなと思った。
おわりに
HB3001G はボディが小型なので持ち運びにも困る事は無い。キーボードも一緒に携帯しておけば取材先で直ぐに文字起こしをするだとか、デジカメのデータを移して待避しておくだとか出来てしまうから PC を持ち歩く必要もなくなってしまうのかなって思ってしまった。
携帯出来る様なキーボードがちょっと欲しくなってきたので物色してみようかな。
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