1 つの NIC に IP アドレスを追加して使う

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 これもまた予てよりやろうと思ったまま忘れていた事。
 1 つの IP アドレスのみで Samba を動作させてファイルの転送を行うと、Munin 等のリソース監視ツールで表示されるトラフィックのグラフが派手に暴れる。
 だから、NIC に Secondary IP を追加して、Samba をそっちにバインドさせれば素直な Munin のグラフが出来るかなと思って設定してみたメモ。

NIC に Secondary IP を設定

 IP Aliasing という機能になる。CentOS 7 なので次のコマンドで IP アドレスを追加して network サービスを再起動する。
 IP アドレスはそのまま書くのもアレなので、セットアップ時から割り当てているアドレスの 4 オクテットを x、追加する IP の物は y に置き換えて表現している。
 enp0s25 は当サーバーの NIC 名になる。

# nmcli c m enp0s25 +ipv4.addresses "192.168.1.y/24"
# systemctl restart network
# ip addr show enp0s25
2: enp0s25: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000
    link/ether 8c:89:a5:xx:xx:xx brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 192.168.1.x/24 brd 192.168.1.255 scope global enp0s25
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet 192.168.1.y/24 brd 192.168.1.255 scope global secondary enp0s25
       valid_lft forever preferred_lft forever

Samba の設定を変更

 明示的に Samba が待ち受ける IP をバインドしてあげる。

interfaces = 127.0.0.1 192.168.1.y/24
bind interfaces only = yes

 大事な所だけ抜き出した。interfaces に今さっき追加した Secondary IP を記述した。bind interfaces only = yes なので interfaces に書かれたアドレスにのみバインドして Listen してくれる。

bind の設定も変更

 IP アドレスが増えたら 192.168.1.x と y の両方で DNS が Listen してたから何かキモイ。bind も同様にバインドする IP を決め打ちしておく。というか構築時からやっておくべき物だった。

options {
        listen-on port 53 { 127.0.0.1; 192.168.1.x; };
以下略

各サーバーの再起動しておわり

# systemctl restart nmb smb named-chroot

 一行で済むから systemd は好き。
 あと細かい事なので書いてないけど、LAN 用 DNS RR にも PTR と A を記述しておいたりもした。

上段が追加した Samba 用、下段が通常システム用

上段が追加した Samba 用、下段が通常システム用


 これで目的通り、用途に応じてグラフを見やすく切り分けることが出来た。(きっと) めでたし。

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