AVANTEK FHT-B1 非接触型体温計のレビュー

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 この度、Claybox Limited より AVANTEK FHT-B1 の提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 トリガーを引いて赤外線を照射する形で体表の温度を計測するタイプの体温計となる。動作モードでは体温計測モード以外にも表面温度計測モードがあるので、体温計としての用途以外でも活躍の場がある面白い製品だ。

AVANTEK FHT-B1 の概要

パッケージ

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内容物

 体温計本体は単四電池 2 本で動作する。乾電池も付属しているので直ぐに使用可能。取扱説明書は 14P から日本語の記載もあるので、分からない事があれば読んでみるのも良い。
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FHT-B1 のスペック

計測距離3~15cm
計測範囲体温 : 32.0~42.9℃
表面温度 : 0~118℃
計測精度体温 : ±0.2℃
表面温度 : ±1.0℃
操作環境温度 16~35℃、湿度 80% 以下
サイズ88 x 45 x 153mm
重量130g (電池込み)

使い方

検温方法

 トリガーを引くか MODE ボタンを押すと電源が入り、30 秒放置すると自動で電源が切れる。
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 検温時はトリガーに指をかけて持ち、先端をおでこから 3~5cm 程度の距離に構えてトリガーを引くだけで良い。初期設定ではピーと音が出て計測の終了をお知らせしてくれる。
 普段体温を計測している体温計でも体温を計測し、その誤差を調整する事も可能だ。

誤差調整前調整後
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 この場合、普段使っているテルモの体温計を用いて脇の下で計測したところ 36.4℃ で FHT-B1 では 36.8℃ だった。しかし、脇の下とおでこでは差異が必ずあるとおもうので、調整しても未来永劫にずれが無くなるわけでも無い事に要注意。

設定方法

 FHT-B1 の動作設定を行うには MODE ボタンを押していく。画面に F1 から F4 まで表示されるので、各項目で + か – ボタンを押すと数値の増減、ON/OFF が出来る。

F1 アラーム設定

 設定した以上の体温が計測されるとアラームが鳴るようになっている。初期値は 38.0℃ なので任意に設定しよう。
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F2 オフセット調整

 普段使っている体温計の計測結果に合わせるような時に使える。初期値は 0℃ だが、次の写真は我が家で使っている体温計との誤差調整後の物となっている。
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F3 動作音設定

 トリガーを引いて温度の計測が完了したとき、音で知らせるか否かとなる。
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F4 計測モード

 標準では body と表示されるので体温計測モードであるが、SUrF に切り替えると表面温度計測モードになる。

体温計測モード表面温度計測モード
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使用感

 体温計と名の付いた製品名であるが故、危ないのでレーザーガイドの出力は無い。おでこから 3~5cm という至近距離で使用する為、体温計測時には不要であるが、表面温度を計測するときにはこの点で若干不便を強いられるかもしれない。
 計測自体は一瞬で完了し表示されるので時間が無いときでも迅速に計測が可能。
 例えばうちの次男君は保育園登園前に必ず体温を計測して登園ノートに記述をする必要があるのだが、体温を測るにも抵抗されたり言う事を聞かなかったり計測に時間が掛かったりと、かなり煩わしい。FHT-B1 の様な非接触型であれば一瞬で済むので非常にありがたい。
 表面温度計測に於いては上述の通りレーザーガイドが無いので、目測で確実に対象物へ赤外線を照射出来る様にしなくてはならない。計測温度範囲は 0~118℃ となっており、料理で油の温度を見ることには使えないが PC 内部の局所的な温度を計測するには充分過ぎる物がある。
 例えば CPU 周りで温度が高くなりやすい VRM のヒートシンクを触れずとも計測が可能だった。こういった使い方がメインになりそうな程これは非常に楽しい。
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おわりに

 体温の計測方法としては日本標準方式であれば脇の下となっているので、FHT-B1 の計測結果はあくまで熱のあるなしを手っ取り早く確認する程度に留めておくと良いかも知れない。ただ、それですら非常に有用に使う事が出来るから既に手放せない物となってしまった。
 表面温度計測でも使用可能だから気になる温度を ±1℃ の誤差で計測出来る点も嬉しい限り。特に自作 PC で温度を気にする事も多いから今後も FHT-B1 には活躍して貰おうと思う。

追記

2016/04/16

 昨晩、体調がおかしいなと FHT-B1 でピッとしたら 36.8~36.9 度と出たけど、体は熱っぽいのでテルモの体温計で測り直したら 37.7 度と出た。平熱時にこのテルモの体温計で FHT-B1 のオフセット調整を行っておいたからと安心していたが、どうも正確に計測出来ないようだ。
DSC_1797
 この後、38.4 度まで上昇したが、それでも FHT-B1 は 37 度台にすら到達しなかった。
 ちなみにおでこが汗ばんでいたとか、冷やしていたとかそういう事は一切していない。
 表面温度計測モードは正確であることを沸騰する水で確認済みだから、表面温度計測モードだけで何かの温度を計測する専用にしようかとおもう。

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『AVANTEK FHT-B1 非接触型体温計のレビュー』へのコメント

  1. 名前:大野保育所 投稿日:2016/04/20(水) 09:43:55 ID:5bf09d785 返信

    AVANTEK FHT-B1 単位が°Fになってしまった ℃に戻す方法

    • 名前:ぶっち 投稿日:2016/04/20(水) 10:39:52 ID:7af27b671 返信

       MODE ボタンを長押しする事で F と ℃ の切替が出来ます。