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この度 Aukey Japan より PA-T15 の提供を頂いたのでレビューをお送りする。
搭載する 5 ポートのうち 1 つが最新の急速充電規格である Quick Charge 3.0 (以下 QC 3.0) に対応しており、その他のポートでも 1 ポートあたり最大 2.4A、4 ポート合計 7.2A まで供給出来る USB 充電器である。2016/03 現在、QC 3.0 対応且つ 5 ポートの USB 充電器は数少ない存在となっている。
AUKEY PA-T15 の概要
パッケージ
内容物
PA-T15 他、付属品は MicroUSB ケーブル、AC ケーブル、ケーブルクリップ、取扱説明書、保証書になる。
外観
ボディサイズは 94 x 60 x 25mm となっていて若干のコンパクトさを感じた。側面はマットブラックだが、上下左右がピアノブラック仕上げとなっている。その為、繊維質の塵がくっついて目立ってしまった。指紋等も目立つかと思われる。
充電ポートは緑色のポートが 5V/2.4A 出力で AiPower による制御が行われ、オレンジ色のポートが QC 3.0 対応ポートとなり対応器機では 3.6~20V の間で 200mV 毎に電圧が自動調整されて出力される。QC 3.0 は後方互換を持たせてある規格である為、QC 1.0/2.0 対応器機であれば使用器機に合わせた充電が行える。
スペック自体は背面に記載されている。QC 3.0 の認証を受けた証拠となるロゴ入り。
使用感
設置
当然、本体に AC ケーブルを接続した上でコンセントに接続を行って使う物だが、AC ケーブルが実測で約 76cm とちょっと短いかなと思われる長さだった。1m 程は欲しいかなと思う。
Aukey PB-T4 を充電してみる
同社 PB-T4 というモバイルバッテリーは出力こそ QC 2.0 対応バッテリーで日頃から重宝している物だが、入力も QC 2.0 対応との話しを目にした。
実際に充電してみると約 12V/1A で充電する事が出来た。これなら 10,000mAh という容量であっても高速に充電が可能になるから非常にありがたい。
Sony Xperia Z2 を充電してみる
残念ながら QC 3.0 対応デバイスを所持していないので QC 2.0 対応である Xperia Z2 で試してみた。こちらは PB-T4 と同じようには行かなかったが 9V 出力が行われていたので QC 2.0 動作となっていると確認出来た。
AiPower による充電が行われるポートにも接続してみた。Xperia Z2 は 2.4A まで要求しないので、写真の通り 1.2A ほどでいっぱいいっぱいになる。
ケーブルクリップが逸品
付属品のケーブルクリップだが、PA-T15 にデバイスを複数接続する時にはこれで止めておくとケーブルがばらけず綺麗にまとめる事が出来る。ちょっと気になったのでケーブルを出してきてまとめて見たら気持ちよくまとめられたから関心した。
おわりに
QC 3.0 対応器機は Snapdragon 820, 620, 618, 617, 430 と言った最新の SoC でしかサポートされていないから、対応器機の普及はまだこれからとなるが、QC 2.0/1.0 への後方互換もあるので非常に有用である。
今までは QC 自体に非対応の充電器を用いていたので、これを機に取り替えてしまおうと思う。充電時間は短いに越したことはないから、自分が使用しているデバイスや将来的に使用するであろうデバイスに合わせた充電器選びも大事だろう。
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