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この度は DEPSTECH より Potensic USB エンドスコープのご提供を頂いたのでレビューを執筆する事と相成った。
本製品はスコープ先端のカメラ部分が Φ8.5mm、ケーブルは 10m の長さを持つ USB エンドスコープである。カメラの解像度は 200 万画素と、筆者が今まで使用した 130 万画素の製品よりも若干解像度の高い製品だ。
パッケージ
パッケージ内容はエンドスコープ本体に Android 用アプリの収められた 8cm CD-ROM、エンドスコープ先端に取り付けるフックなどが同梱されている。ケーブルが 10m もあるので、ケーブルの巻き数の多さが目立つ。
ギャラリー
使い方
筆者は Xperia X Performance を使用しているので、本製品の接続端子を MicroUSB 側にして直接接続を行った。OTG 対応の結線になっているので、問題無く認識されて使用することが可能だ。
使用するソフトウェアは付属の CD-ROM の物は用いず、Google Play よりインストールした「UsbWeb カメラ」を用いた。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.serenegiant.usbwebcamera&hl=ja
使用例の図としては次の写真の様になる。念のため部屋の電気を消して真っ暗な状態でのテストである。
LED の明るさを MAX にした状態であるが充分な明るさである為、本製品のカメラが持つ焦点距離 6~10cm 内にある物体であればスマートフォンの画面から綺麗に認識する事が出来た。
今まで触れてきた 130 万画素の製品よりも若干解像度が高い為、細かい所も確認出来る点は実用度が増したと感じた。
注意点
本製品先端の LED は輝度を上げるほどに発熱するので、人体及び動物といった生物に対する使用は止めた方が良いだろう。
非接触型温度計により、暫く使用したスコープ先端の温度を計測したら 45.4 度と出た。これは正直熱いと感じる温度なので気を付けよう。
おわりに
200 万画素という解像度と 10m というケーブル長であるから、配管の奥底までを綺麗に映し出すことが出来るだろう。もっと廉価な製品だと、ケーブル長は 1m とかその程度だから、若干不足する為にみたいところまで届かないこともあった。10 倍長い本製品であればみたい場所までの距離に困らせられる事もそうそうないかなと思う。
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