[PR Review] suaoki U10 / 12V 車用ジャンプスターター モバイルバッテリー 20,000mAh

Review
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 この度は suaoki より 12V 車用ジャンプスターター兼 20,000mAh モバイルバッテリーのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は車のバッテリーが上がった際、スターターとして再びエンジンをかける為に必要な電力を供給出来るモバイルバッテリーである。容量は 20,000mAh と大容量であり、USB Type-A 端子も 2 つ備えるのでスマートフォン等のデバイスも充電可能となる。
 特に目を惹いたのは残量表示を行う液晶で、USB 端子よりスマートフォンを充電した際に残量表示を行う液晶には、供給している電流値が表示されていた点。現状、どの程度の速度で充電しているかを USB POWER CHECKER といった製品を用いずとも、大まかに目視出来る点は素晴らしいと感じた。

パッケージ

パッケージ内容

 同梱品としてはキャリングケースがあり、その中にバッテリー本体、クランプ、MicroUSB ケーブル、AC アダプター、充電用シガーソケット、取扱説明書が付属する。取説にはしっかりとした日本語による記載もあるので使用上、困る事は無いだろうと思う。

製品外観

 バッテリー本体のサイズは実測にて縦幅 183mm, 横幅 92mm, 厚さ 39mm となり、重量は実測 642g となっていた。

使い方

 使用に際しては先ず、本製品を満充電にしておくと良いだろう。充電手段は AC アダプター若しくはシガーソケット経由でのみ行う事が出来る。

ジャンプスターター

 前提条件として本製品のバッテリー残量が 50% 以上残っている必要がある。それ以下ではジャンプスタートが行えないので、全く使わない状態であっても定期的に残量確認は行っておきたい。
 残量が 50% 以上残っていればクランプの付いたスターターケーブルを装着し、赤いクランプをバッテリーのプラス、黒いクランプをバッテリーのマイナスへ接続する。そして本製品のスイッチを入れてエンジンキーを回すと車のバッテリーが上がっていてもエンジンを再始動する事が可能となる。
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 この時、あまりにも車のバッテリーが過放電しているとエンジンをかけることが出来ない場合もあるとの事で、3 回挑戦してもエンジンが始動しない場合には本製品の使用を中止するようにと注意書きがある。そう言った場合には最終的に JAF を呼ぶなどしないとダメだろう。
 より詳細な注意事項は取扱説明書に良く目を通すことをお勧めする。

モバイルバッテリー

 容量が 20,000mAh もあるのでその分、ややボディが大きく重量感もある。ただ、本体の液晶には出力している電流値が表示されるという非常に珍しい機能を有しているので、目視でしっかりと充電が出来ているかの確認が行える点が非常に素晴らしい。こういった機能は一般的なモバイルバッテリーにも是非搭載して欲しいところだ。

POWER CHECKER とおおよそ表示が一致した

POWER CHECKER とおおよそ表示が一致した

おわりに

 モバイルバッテリー単体としても非常に優秀であると共に、ジャンプスターターにもなるからバッテリー上がりなんていう非常時にも対応出来る点はマルチに有能であると感じる。
 保存温度も上限が 60 度までとなっているので、真夏の車内で放置してあっても問題無いので定期的に残量を確認しつつ常備しておく事が得策だろう。ただし、ダッシュボードの上に放置だけはマズいので直射日光の当たらないようにしておく必要だけはある。
 運転中、いざと言う時には同乗者にスマホの充電も頼んでしまえば、車のバッテリーに負担を与えずともスマートフォンを充電出来るので一石二鳥だろうと思う。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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