[PR Review] HANGSUN HOC300 / 据え置き型ウォーターフロス UV 殺菌機能付き

Review
この記事は約5分で読めます。
この記事は最終更新日より 1 年以上経過しています。
画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。

 この度は HANGSUN より HOC300 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は据え置き型のウォーターフロスでタンクの容量は 1L。ハンドルには付属する 5 種 7 個のノズルを適時装着することで、目的に応じたオーラルケアを行うことが出来る製品だ。左サイドに設けられたノズル収納部分には UV ライトを内蔵しているので、使用後には確実な殺菌を行うことが出来るのでとても衛生的である。

パッケージ

20160804-DSC_0009

パッケージ内容

 本体にはタンクとハンドルがセットされた状態で、ノズルは別途袋入りに。マニュアルは英語、日本語、中国語で記載されている。
 日本語マニュアルに関しては若干分かりづらい日本語であるし、ノズルの種類説明に間違いがあるので英語のパートを参考にするか本レビュー記事を参照の事。
20160804-DSC_0012

本体外観

 正面のダイアル 2 で操作を行う。上のダイアルは真ん中で電源 OFF、左で UV ライト照射、右で電源 ON となる。下のダイアルで水圧を 10 段階調整可能となる。
20160804-DSC_0014
 ハンドルを使わないときは常に右サイド収納に引っかけておく。線はカールした状態になっているのであちこち絡んだりする事も無い。
20160804-DSC_0015
 ハンドルに付いている大きなスイッチは押している間だけ水が止まる物となる。小さい青いボタンはノズルを外すときに押す。
20160804-DSC_0016
 本体左サイドにはノズル収納があるから全てここに挿して置くと良いだろう。本体正面上のダイアルを左に回すと UV ライトが照射されたままになり、13~15 分ほどで自動的に消灯する。これで常にノズルを清潔に保つことが出来る。UV ライト照射中にドアを開くと安全の為に自動消灯するから安全性に関しても問題無いだろう。
20160804-DSC_0018

ノズルの種類と使い方

 一般的なウォーターフロスで用いられる高圧噴射ヘッドは 3 本付属する。それぞれ色も別れているから家族で使い分けることも出来る。
 歯と歯の間に垂直にあてて水を噴射する事で、歯間のゴミをある程度除去する事が出来る。歯茎を引き締める事にも役立つ。
20160804-DSC_0019
 特殊ノズルは 4 種ある。これはマニュアルの日本語説明で間違いがあったので正しい物がどれか調べ上げてみたら次の写真に入れた文字の通りになった。
20160804-DSC_0020

  • 歯周ポケット用はその名の通り、歯と歯茎の間にある歯周ポケットに貯まった歯垢と言ったゴミを除去する。
  • 狭所歯垢除去用は歯間の狭い場所に付いた歯垢をブラッシングしつつ水を噴射する事で歯間をより綺麗に出来る。
  • 矯正器具用は歯並びの矯正をしている時に付ける器具を装着しながらでも細部をブラッシングしつつ洗浄出来る。
  • 舌用はそのまま舌を掃除出来る。奥から手前に向けて掻き出すように使用する。

20160804-DSC_0021

使い方

 タンクは分離可能なので水を入れるにも楽々。多少ポタポタと垂れることもあるかもしれないが、洗面台と言った水回りでの使用になるだろうから大きな問題とはなり得ないだろうと思う。
20160804-DSC_0023
 タンクに水を入れてセットし、噴射する一連の使い方を動画に収めて置いたので興味のある方はご参照頂ければと。

使用感

 本体サイズからしてタンクを分離して水を入れる事が出来るので、給水が非常にやりやすい。タンクを本体にセットすると、タンク内のゴム栓が少し浮き上がり、本体へ水が流れる仕組み。よって、外したタンクに水を入れるとほんの少しだけど水が垂れることがあるが洗面台など水回りでの使用であるから大きな問題にはなり得ない。
 口内洗浄を行う際、ノズルは歯間に対して垂直にあてがう雰囲気で使用するのだが、ハンドル部分の取り回しが効くので前歯から奥歯、上あご下あごと何処を洗浄するにも不自由はしない。ハンドルを逆手に持って使用しても問題無く水が噴射されるので個人差のある使い方であっても気持ちよく使用出来るだろう。
 水圧に関しては 10 段階の調整が可能で、最弱の 1 にすると相当弱くなるけどウォーターフロス未経験者であれば最弱設定から試すことをオススメする。いきなり最強でやると相当痛いハズ……
 筆者はウォーターフロスを使い始めて日も浅いので、水圧設定は 2 程度で様子を見ている状態だ。これでも明らかに弱っていると分かる部分にあてると血だらけになるのだが、不思議と翌日にはもう歯茎が締まって全然出血しなくなる。血が出ても 1~2 分で止まるし、特に異常がないので、これは血を出し切った方が色々と治りも良いのだろうかと思って見る。
 それと、筆者はブリッジして義歯を入れて居る部分があるのだが、やはりその部分にあてて水を出すと口の中にドブ臭い風味が漂う。歯茎も弱っているのだろうし、汚れも貯まりやすく汚れているのだろう。これも日に日に臭いが弱まってきているから、継続的な使用で改善してくれればと切望。
 使用後に UV ライトを照射する事でノズルを殺菌出来る点も非常に良く、清潔を保つことが出来るので自動で消灯するまで殺菌しておきたい所だ。

おわりに

 筆者は特に歯並びが悪いと歯科医にも言われているので、フロスをするように言われては居るがこれが中々に面倒だったり。勢い余って歯茎にフロスでチョップ噛ましたときには悶絶必至だし。その為、手軽に歯間を水圧で掻き出すウォーターフロスはもの凄くありがたい存在だ。
 また、ウォーターフロスのみで歯間の歯垢を完全に除去する事は出来ないので、出来ればワイヤータイプのフロスも併用すれば完璧に近いオーラルケアが出来るのだろうと思う。
 ウォーターフロスは歯間の大きなゴミを除去する事と、歯茎をマッサージして引き締める目的で使うと良いかも知れない。
 本製品には特殊用途のノズルも付いているから、歯並びの矯正器具を付けている人は特にケアし易い製品であると思われる。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

ぶっちをフォローする

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.