メインとサブマシンを Windows10 Anniv. へアップデートした

Windows
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 やはりどうもクリーンインストールだとカーネルドライバー周りで転けることが回避出来ないので、仕方なしにアップデートインストールを行った。先ずはメインマシンへと適用して様子見をしたけど、マルチタスクな動作が体感出来る感じでサクサクになった上に安定動作をしてくれているからと、サブマシンへも適用した。

MacType 使用時の諸問題解決方法

 Windows10 Anniv. へアップデートインストールで要になるのはやはり MacType。フォントを綺麗に表示したいが為にインストールしているプログラムだが、これが素のままインストールされていると CRITICAL_PROCESS_DIED が発生して 2nd Boot Section で 100% 転ける。
 回避策はパッチを適用する事。このパッチというのは有志の方が開発してくれているファイル群を MacType 標準のファイルを入れ替えることを指す。
http://silight.hatenablog.jp/entry/MacTypePatch
 上記開発者のサイトより必要なファイルをダウンロードし、アーカイブに収められたドキュメント通り導入を行うと MacType を Windows10 Anniv. でも問題無く使用可能となる。本当に開発者の方には感謝である。

アップデート後に起きた出来事

 MacType を使用していない環境であれば、余程の事も無い限りはすんなりアップデートインストールが可能なハズ。
 で、とりあえず 2 台の PC をアップデートインストールした後、起きた出来事を列挙してみる。

  • カスタマイズしていた通知関連設定が初期化された。バナーが出るときにサウンドが五月蠅い。
  • TClock Lite が動作不能になった。しかしこれは T-Clock Redux へ乗り換えることで解消出来た。
  • Control キーと Caps キーの入れ替えを行っていた物が戻された。もう一度 Keyswap を用いて入れ替えた。
  • ホームグループから勝手に抜けられた。片方だけのマシンだけで起きた。もう一度接続し直して共有項目を設定した。面倒い。
  • ASMedia チップを用いた USB ポートが全て認識不能になった。これは最新のドライバーを入れ直して解消した。
  • 事前対策として Earthsoft PT2 のドライバーと SDK を現状最新の 400+ と末尾に付く物へ入れ直して置いた。これはアップデート後に問題が起きたらもの凄く嫌だから。
  • 勝手にドライバー類をアップデートされないように再度無効化した。Cortana から「デバイスのインストール設定」と打ち込んで出てきたウィンドウより「いいえ」にチェックする。勝手にドライバーを知らないところで弄られるのは凄く嫌。

Windows10 Anniv. の使用感

 筆者は取り敢えずメインマシンが起動したら、次の物を一気に起動する。

  • LINE
  • Thunderbird
  • Jane Style (2ch Browser)
  • Janetter (Twitter Client)
  • PPX (Filer)
  • Cyberfox64 for AMD
  • Sleipnir4

 タスクトレイにピン止めしているので、順番にポッチポチー! ってクリックしていくのだが、全てのウィンドウが描写されて起動完了するまでの様子が目に見えて速くなった。マルチタスク関連の動作に何かあったのかなーと思うところ。

何れはクリーンインストールをしたい

 クリーンインストールからの環境構築では AOMEI Backupper のドライバー周りが大きな足かせになって手を付けられない状態だ。インストールしてしまうと二度と正常に起動しなくなる為で、ドライバーへの署名が不足している事が原因。AOMEI Backupper 自体、ディスクを見られなくなってしまっているからどうにもね。
 ただ、アップデートインストールであれば既にインストールされたドライバであればそのまま問題無く動作が出来るので、今回はアップデートインストールをする他無かったという訳。
 使用しているプログラムやドライバが今後早急にアップデートして Windows10 Anniv. に対応してくれると良いなーと言う事でその時を待とうかなと思う。

それでもクリーンインストールする方法 (2016/08/10 追記)

 現状、足かせとなっていた AOMEI Backupper のドライバーは UEFI より Secure Boot を無効化することでなんら問題無くインストール及び使用が可能となった。しかし、Secure Boot を切ると言う事はセキュリティーが落ちる事を意味するので、どうしたもんかと思案中である。
 セキュリティー対策ソフトをインストールしつつ、ダウンロード及びインストールするパッケージに注意していれば滅多に何かしら感染するという事は防げるし、筆者自身 PC を触り始めて 25 年くらいはウィルスやその他危うい物に感染した記憶がないので、このまま Secure Boot 無しでも大丈夫かなーなんて思って見たりしている。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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