[PR Review] Mpow Coach / Wolverine 改良版

Review
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 この度、Mpow より Bluetooth ワイヤレスイヤホン Coach のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は Bluetooth によるワイヤレス対応イヤホンとなる。Mpow Wolverine の改良版としての製品なので外観は同一であるが若干、音質のチューニングが改良されていると感じる。また、本体への表示の無かった技適マークに関しても改善されて正しく表示されているから安心して利用が出来る。


技適表示有り

製品概要


 同梱品としてはイヤーフックが 1 種類追加されて合計 2 種類、それぞれ大中小サイズが付属する。イヤーピースは M サイズが標準で装着された状態なので、L, S サイズが別途同梱されている。
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スペック

Bluetooth Ver. : 4.1
Bluetooth Profile : HSP, HFP, A2DP, AVRCP
最大通信距離 : 10m (Class2)
通話時間 : 最大 8 時間
音楽再生時間 : 最大 8 時間
待機時間 : 300 時間
充電時間 : 最大 2 時間
ノイズキャンセリング機能 : CVC 6.0 (通話時のマイク入力にのみ有効)

使い方

 先ずはペアリング。3 つある真ん中の「○ボタン」を本製品電源 OFF の状態から 7 秒長押しする事でペアリングモードに入る。接続したいデバイスで Bluetooth 機器の検索を行うと Mpow Coach というそのままなデバイス名で見つかるので接続を行う。
 基本操作方法は

  • ○ボタン : OFF の状態から 3 秒長押しで電源 ON、ON の状態から 4 秒長押しで電源 OFF、OFF 状態から 7 秒長押しでペアリングモード
  • +ボタン : ボリュームアップ。長押しで次の曲を選曲
  • -ボタン : ボリュームダウン。長押しで前の曲を選曲

音質チェック

 これはいつも通りに Xperia X Performance 上でプリインアプリのミュージックアプリにて DreamTheater Greatest Hit: & 21 Other Pretty Cool Songs よりハードなプログレッシブロックから静かなバラードまで数曲チョイスして試聴を行った。
 全体的な音質としては若干明瞭度が不足している感じも否めないが、AptX 非対応のイヤホンとしてはやや健闘しているだろうと言える音質だと感じた。
 各音域の音圧はフラット指向だろうか。重低音域は人によって不足していると感じるかも知れない絶妙なライン。中音域は特に違和感無く普通と感じ、高音域は若干強めで耳にさわる様に聞こえる場面もあった。
 本製品には CVC 6.0 というノイズキャンセリング機能を搭載しているが、これは通話時のマイク入力音声に対しての機能なので音楽再生とは無関係である。

おわりに

 廉価帯のワイヤレス対応イヤホンでは無難な仕上がりとなっているので、入門用にも最適である。
 ただ、1 クラス上の Magneto 改良版と比べると AptX 非対応であるにも関わらず、バッテリー性能が上がっていない点が気になるところだった。音質のアドバンテージとバッテリー持ちはトレードオフの関係になるが、そのアドバンテージが今一感じられない所が唯一のマイナスポイントだろうか。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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