[PR Review] ION Audio スライド・フィルムスキャナー

Review
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 この度、inMusic Japan 株式会社より ION Audio スライド・フィルムスキャナーのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は USB 接続にて PC と接続し、ネガフィルムやスライドをデジタルデータとしてスキャンする事の出来る製品である。
 今やデジタルカメラを用いれば PC で容易に写真を管理出来る時代だが、筆者は昔、35mm フィルムをカメラ屋さんに現像して貰っていた。当時の写真自体は残っていても劣化感は否めない。古い写真をネガフィルムからデジタル化出来れば劣化する事無く長期間の保存が出来るので本製品の様なデバイスが廉価に手に入る物があればと思っていた所でのレビューとなる。

製品概要

 パッケージは中に製品を立てた状態で梱包されている為、縦に長い形となっている。
20161013-dsc_0015
 フィルムスキャナー本体他、ネガフィルムやスライドフィルム用マウンタ、マニュアルとフィルムスキャンを行う為のソフトウェアが入った CD-ROM が付属する。
20161013-dsc_0017

本体及び付属品外観

使い方

 付属の CD-ROM を PC にセットして Image Scan Tool をインストールする。あとは本製品を付属の USB ケーブルで接続する。
 今回、筆者はネガフィルムしかスキャン対象がないので、マウンタは ROLL FILM ONLY と書かれた物を用いた。
20161016-dsc_0303
 写真のようにネガフィルムをセットし、Image Scan Tool を起動して本体上部のスキャンボタンを押せばソフトウェア側に取り込まれるので、あとはソフトウェアで保存ボタンを押すだけで取り込まれた画像が保存される。

ネガフィルムからの取り込み

 実際にネガフィルムから取り込んだ写真は次の物とした。
corrected
 これは 1994 年に撮影したもので、筆者が 16 歳の時の物。なかなかに懐かしい物である。
 ただ、ネガフィルムのスキャンは色合いやノイズと言った面で言うとスキャン後の補正の方がかなり難しい。上記写真もある程度簡単にではあるがカラーノイズ除去や色・彩度・色温度などと調整済ではあるが実物にはほど遠い感じではある。
 500 万画素で取り込むことが出来るので解像度的には実物の写真と同等に近い品質が得られているので、あとは補正方法を自分なりに確立していく他ないかなと思う。

おわりに

 筆者くらいの年齢 (38) 若しくはそれ以上であれば手元に想い出の品としてネガフィルムが大量に死蔵されているかと思う。
 このまま眠らせたままカビだらけになるのを待つよりは本製品の様な廉価なものであっても充分鑑賞出来るデジタルデータとして復活させてみては如何だろうか。
 今後は実家や自分の家にある段ボール箱からネガフィルムを必至に探し出してデジタルデータ化しようと画策しているところである。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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