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この度、Claybox Limited より AudioMX MX10 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は AptX コーデック対応 Bluetooth ワイヤレスヘッドホンとなる。ハウジングが耳をすっぽり覆うタイプではなく、柔らかなパッドが耳に密着する方式の装着を行うヘッドホンである。
技適マーク表示有 技適番号 204-620275
製品パッケージ
パッケージ背面に技適マークの正しい表示がなされている。ヘッドホン本体への表示は無いが、パッケージのみの表示でも問題は無いとの事。
パッケージ内容はヘッドホンと充電用 MicroUSB ケーブルにステレオミニピンケーブル、マニュアルが付属する。
使い方
パッドの部分は非常に柔らかく、耳にジャストフィットしつつも圧迫感もさほど無い感触になっている。もちろんバンド部分の長さ調整も可能なので、自分に合う位置に調整して着用しよう。
操作は右側のハウジングにコンソールがある。丸いボタンがマルチファンクションキーとなり、電源の ON/OFF や長押しでペアリングモードとしたり、音楽再生中であれば再生/一時停止ボタンとなる。
充電には MicroUSB ケーブルを用いて USB 充電器やモバイルバッテリーへ接続すると充電される。インジケーターとして LED 装備だから状態の確認も行いやすい。
充電時間は 2 時間となり、満充電からは 12 時間の連続再生が可能となるのでバッテリー持ちは良好。
音質チェック
本製品は付属のステレオミニピンケーブルを用いれば有線接続も行えるが、今回はあくまでワイヤレスヘッドホンとしての試聴のみとした。
使用デバイスは AptX コーデック対応の Xperia X Performance への接続とした。
全体的な音質としては最初から整った音であり、特にイコライジングをせずとも音楽鑑賞に充分堪えうる音質を確保されていると分かった。つまり、割とフラットな傾向となっているので、各自好みに調整できる幅がとても広いという事にもなる。
筆者としては微妙に 1kHz あたりの音が気になったので 1 メモリだけ落とす感じにしてスッキリさせた程度の調整で十分満足できる音質と仕上がった。
この値段帯のヘッドホンとしては結構頑張っている音質であると言えよう。
おわりに
初見ではハウジングのサイズからして音の鳴りにパワーが不足となりそうかなと思って見たが、実際に聞いて見るとそう言った事も無く、重低音を上げてば素直にドライブするし高音も聞こえてくる。調整出来る幅が広いので多くの人の耳に合うかなと感じる所だ。
何より、イコライザーで細かく弄らずとも筆者好みの音が出ていたことにとても満足出来た製品である。
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