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この度、TaoTronics より VAVA MOOV 14 (VA-EP006)のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は有線接続タイプのサラウンドイヤホンであり、一般的な音楽鑑賞のためのイヤホンではなく臨場感あるサウンドを得るために特化した製品だ。ゲーム用としても最適な方向性をもったイヤホンでもある。
製品概要
3D AUDIO SOUND とパッケージにあるとおり、普通に音楽を聴くための物では無い。
開封すると直ぐにキャンリングケースが出てくる。その中にサラウンドイヤホン本体とイヤーピースが同梱されている。
外観
ハウジングは金属製で少し重みが有る。
ケーブルの途中にはスイッチとマイクの付いたリモコンも装備。ボタンはクリックやダブルクリックなど単純な操作で音楽の再生/一時停止など行う事が出来る。勿論マイクがあるのでハンズフリー通話も可能だ。
使い方
四極ステレオミニピンをスマートフォンへ接続するだけで直ぐに使用可能。
リモコンに付いているスイッチの操作方法は次の通り。
- 1 クリック : 音楽再生/一時停止、着信時応答、通話時終話
- 2 クリック : 次曲選曲
- 3 クリック : 前曲選曲
使用感
耳への装着感は問題無しで丁度良い。ハウジングが金属製だが重すぎると言った事も感じ無かった。
本製品の性質上、音質を求める物ではなく、音場の広がりがどれだけ得られるかと言う一点になると思われる。敢えて言及するなら良くも悪くもない普通の音と言える。
サラウンドイヤホンなのでどれだけ音が広がるのかという点だが、本製品では音の定位を極端にすることで臨場感を増すような仕組みであると感じた。
例えば普通のステレオ音源では左右にセパレートして聞こえるのが普通だが、それを極端に左右に振りつつセンターの音はど真ん中に定位するように再生される。それ故に音の広がる感じがより強調されることで「サラウンドイヤホン」として機能する。
イメージとしてはフロントに 3 つスピーカーを用意して LR を 2~3m 離した位置に置き、センタースピーカーを正面 1m あたりに置くような感じがしっくり来るかなと思う。
メーカーの説明「ライブ音楽、コンサート再生以外の音楽を聴くことはお勧めしません。」とある通り、普通の音楽鑑賞するには向かない。これには注意が必要な所。
おわりに
普通のイヤホンとは指向の違う性質を持つ製品なので使い方を選ぶ物だが、イヤホンを繋いでゲームをする事にはもの凄く向いている。
なかなか面白いイヤホンだ。
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