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Fire タブレットに限らずとも Android 端末ならサクッとサブディスプレイ化出来てしまうアプリを見つけてやってみた。
Fire HD 8 には Play ストアをインストールする必要があるという条件付きにはなるが。
最初は TwomonUSB っていうアプリで出来るという情報があったのだが有料アプリだったので、無料で出来る spacedesk のベータ版を使用してみたら別にこれでも問題無くサブディスプレイ化可能だった。
Fire HD 8 の下準備
サブディスプレイ化するにあたっては PC と USB 接続を行うので Fire HD 8 側で ADB 接続を有効化しておく。
設定より端末オプションを開き、シリアル番号を 7 回くらいタップすると開発者オプションが有効になる。
開発者オプションをタップして ADB を有効にするを ON にする。
事前に Play ストアをインストールしておいた上で Play ストアから spacedesk をインストールしておく。
Windows10 マシンの下準備
Fire HD 8 側にインストールした spacedesk の Windows10 用サーバーアプリケーションをダウンロードしてインストールする。
上記リンクより「spacedesk DRIVER software for Windows Primary PC (server)」と書かれた所から OS に合ったプログラムをダウンロード。インストールしておく。
インストールに際しては指示通り進めるだけなので簡単。
Fire HD 8 をサブディスプレイに
Windows10 側でインストールした spacedesk のサーバープログラムを起動してから Fire HD 8 側で spacedesk クライアントアプリを開く。
すると接続先として Windows10 マシンが見えたのでそこをタップするだけ。
接続が完了するとすぐさま Fire HD 8 が 2 枚目のディスプレイとして Windows10 から認識された。
解像度が合っていなかったので 1280x800 に合わせ Dot by dot な表示に。
Windows10 側でもう 1 枚のモニタ、この場合は Fire HD 8 がメイン画面に対してどの位置かも設定出来るし縦横の向きを設定することも可能だから用途に合わせて設定しておこう。
普通に横向きも良いし縦向きにすればこの様に縦方向に長いソフトをフルスクリーンにして表示させても良い。
表示させているソフトは HWiNFO64 でハードウェアの温度などを監視するソフト。これをサブディスプレイ化した Fire HD 8 で表示させたまま高負荷時の温度を目視確認したりなんて事も他のウィンドウに邪魔されること無く出来ちゃう。
あとはコンソール開いて Web サーバーのログを tail で垂れ流してみたりとか何気に使えたりする。
ただし発色に関してはいまいちな感じなので、画像絡みで使うのはちょっと危ないかもしれない。
おわりに
Fire HD 8 は 8inch 1280x800 なディスプレイなので 8,000 円程度の出費でタブレットとしてのみならず、この様にサブディスプレイ化までも出来てしまう。
購入してそんな日も経ってないけど既に元を取ってしまったかのような満足感に浸ってみたりしている日々だ。
こう言う使い方をしてしまうと 10inch モデルも欲しくなってきちゃうなと。
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