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この度は SoundPEATS よりデジタルボイスレコーダー SoundPEATS Nano 6 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
製品概要
本製品はサイズ (WxDxH) が 28x12x110 [mm] とコンパクトなスティックを採用したボディに 8GB のメモリを内蔵。PCM/MP3 にて音声を録音可能なサウンドレコーダーとなる。
スピーカーも内蔵しているので、本製品のみで録音した音声や本体メモリに保存した MP3/WAV/WMA/FLAC/APE 形式のファイルを再生する事も可能だ。
製品内容
ボイスレコーダー本体と MicroUSB ケーブルにマニュアルの 3 点が同梱されている。
スペック
主要スペックはパッケージ横に明記されている通り。
バッテリーに関しては Li-ion ポリマーで 3.7V 320mAh で最大約 8 時間の連続録音が可能。
搭載しているメモリは本レビューのモデルだと 8GB になるがこの場合次の様になる。
フォーマット | PCM 1,536kbps | MP3 128kbps | MP3 64kbps |
録音時間 | 720 分 | 8,730 分 | 17,460 分 |
外観
液晶画面は 0.9inch となっており、小さいながらも必要な情報がしっかり表示される。
操作に於いては録音ボタンが大きく分かりやすい。
ボディ右側にはイヤホンジャックに電源スイッチとシークボタンをボリュームボタンが配置されているが、これらは本体設定を変更する際に項目選択や数値変更でも使用される。
左側に配置されたスイッチは共にスライドスイッチになっている。動作モードとして録音/音楽モードとノイズカットの切り替えになっている。
初期設定など
電源を入れて初めて目にする画面表示は「音声録音が見つかりません」としっかりと日本語で表示された画面になる。
いきなり録音を始めて使うのも良いが、ファイル名の命名には日時が用いられるので MENU キーを押して設定を済ませてしまおう。
MENU キーを押した後 >>| キーを押して項目から「系統設定」を選んで MENU キーを押す。そして「日時」を同様にして選んで MENU キーを押す。ここから「時刻の設定」と「日付の設定」をそれぞれ設定してあげよう。
日付の設定では + と – でカーソル移動、|<< と >>| で数値の変更が出来る。
メニュー項目を戻る時には PLAY/STOP キーを押す感じの操作感になる。
この辺りの操作には若干の慣れが必要と思うが、頻繁に弄る部分でも無いので大きな問題とはならないかなと思った。
一部設定項目に関しては誤字が認められるので、ファームウェアの更新である程度は修正して欲しいかなと思う。系統設定という表記もどちらかというと本体設定とした方が適切かも。
使用感
録音に際しては予め MENU キーを押して録音設定で音声形式を選択しておくと良い。デフォルトだと PCM になっている。適時 MP3 128kbps 辺りを選んでおくと恐ろしく長時間の録音が可能で音質も良好となる。
表示は大きく現在の録音時間、その下に録音可能な残り時間が表示している。
ボイスレコーダーという製品だけあって至極単純に動作してくれて小難しい事は何も無い。
こちらは PLAY/STOP キーを押すと録音したファイルを再生出来る。イヤホンを接続していない状態ならボディ下部のスピーカーより出力される。
また、録音したデータは MicroUSB ケーブルで PC と接続すればストレージデバイスとして認識してくれるから、音声ファイルをコピーするだけで PC でデータを加工したり再生したりと自由に行うことが出来る。
録音された音質としては音声フォーマットに倣った感じであり、PCM であれば無劣化だから非常にクリア。MP3 は 128kbps なら特に何も気にする必要もないような音質が確保され、MP3 64kbps ならラジオぽい劣化は見られる物の音声を聞き取ることは出来るというレベルだ。用途に合ったフォーマットを選んでおくと良い。
おわりに
ボイスレコーダーということで当然基本機能の録音に関しては使用感も良く使いやすい。
8GB モデルと容量も多すぎる位だから長時間に渡る会議の文字起こしからの議事録作成などのシチュエーションで役立つだろう。
会議などの他、言質を取るために会話を録音しておくだとか重要な時こそ有効に活用したい製品だ。
試しては居ないが動画撮影時に音声だけ別収録したい場合にも使えるかも知れない。
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