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WordPress でブログなどのコンテンツを運用している場合、Google Analytics や AdSense を導入している場合には個人であっても GDPR への対応は不可避となる。EU 圏の法律なのになんでこんな世界を巻き込むのかと「なにこのク×」と思うばかりではあるが無視は出来ない。
筆者も無い頭を振り絞ってプライバシーポリシーの文面を引用したり加筆修正したりでなんとか用意してみたり、Cookie 使用同意の可否に寄って処理を分けたりサーバーサイドの調整まで行った。
結果としては表面上は対策できているのかな? という状態ではあるが、その後も残る問題がある。
それは Google Analytics を導入して PV 数を気にしてみたりという場面もあるのだが、なんせ Cookie 同意を得た後じゃないとトラッキング開始を出来ないもんだから Analytics の解析結果がズタボロという状態に。
次のグラフは GDPR 対策前後で起こった Analytics の PV 数の変化だ。
当サイトへアクセスしたときに Cookie 使用に対する同意が得られたケースがかなり低いので、Analytics がカウントするアクセスが激減している。
考えられる原因は単純で、Cookie 使用の同意メッセージが出たままでコンテンツを見てそのまま去るという事。
これは至極当然起こりうる物なので強制する物でも無いし致し方の無い所だろう。筆者さえ外部サイトで Cookie 使用の同意を求められたメッセージが出ても同じ様にメッセージが出たまま内容だけ見ることも多いからだ。
誰が悪いとかそう言う問題でなくてと GDPR はかなり厄介だなという印象だ。
当サイトの過去 30 日の Analytics データを参照すると EU 圏からのアクセスは全体の 1.42% に留まる。これを多いとみるか、どうでも良いから遮断するなり切り捨ててしまえば良いのかと考えさせられる所だ。
GDPR へのもう一つの対応方法としてはサーバーサイドで firewall などから EU 圏からのアクセスを遮断するなり、WordPress のプラグインを用いて遮断してしまうと言うのも手だろうと思われる。いずれにしろ面倒なお話しだ。
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