色深度を 10bit でエンコードすると BlueskyFRC 経由で色が狂う事に気がついた

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 バンディング低減効果を見込んで色深度を 10bit とした HEVC エンコードをずーっとやって来た。
 本当に今更になってしまうのだが、10bit ソースを BlueskyFRC 経由で Fluid Motion を効かせると明暗が強調されるような感じで、明るいところは明るく、暗い所は暗く処理されていたようで。
 今期放送中の転スラをエンコして二周目の視聴としたところで気がついた。

 先ずはこれが 10bit エンコして BlueskyFRC 経由の再生を行ったやつ。

 単体で見ればまぁこう言う物かなと思うかも知れないけどソースと変わらぬ 8bit エンコした画像と比べるとちょっと厳しい物が出てきてしまう。
 それがこれ。

 何が違うのかといっても一目瞭然で白飛びして明るい部分の線が消滅してしまっている。

 並べてみるとこう。

 左が 8bit で右が 10bit。

 8bit の方が理想だけどちょっとバンディングが残って見えちゃっている。
 10bit の方はバンディングも気にならないレベルに低減されている。しかし白飛びだ。

 そんなわけで今後は 8bit エンコに切り替えて行こうかなと思う。
 今まで 10bit でエンコードしたファイル数を数えたら 400 位あったんでちょっとなんで今頃気付いたんだろうって恥ずかしい感じではある。
 ちなみに BlueskyFRC は内部で一旦 8bit に落として処理されるそうなので 10bit でエンコードしていても多少はそこから画質が落ちることは分かっている。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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