画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。
昨日ぼけーと Youtube のアクションカメラに関する動画を色々と見ていたら MUSON Pro3 のファームウェアを更新したという動画があったんで、提供元の SoundPEATS 社にメールを入れてみた。
そしたら新しいファームウェアを送ってくれたので早速更新して何がどうなったかを調べてみた。
ファームウェアに関して
もし使っている MUSON Pro3 に関してファームウェアの更新を要する場合には「直接 Amazon.co.jp のページから問い合わせるか MUSON のカスタマーサポートにメールで問い合わせてください」とご連絡を頂いているのでアクションを起こしてみると良いだろう。
次のリンク先から直接問い合わせも出来るしカスタマーサポートのメールアドレスも掲載されている。
ファームウェア更新方法
MUSON Pro3 から一旦 microSDHC カードを抜いて PC に繋いだカードリーダーに挿して置く。
ファームウェアのファイルである SD_CarDV.bin を microSDHC のルートにコピーする。
microSDHC を MUSON Pro3 に差して電源を入れると自動で更新処理が行われる。この時、何があっても電源が落ちたりしないように注意しなくてはならない。恐らく更新中に電源断したら復帰できるかどうかは不明。
ファームウェアの更新後は再度 microSDHC カードを抜いて PC に繋いだカードリーダーに差し込み、ファームウェアのファイルである SD_CarDV.bin を削除しておく事。そうでないと電源を入れる度に更新しようとするためだ。
ファームウェアバージョン
先ずは更新前のファームウェアバージョンがこちら。
そして更新後のファームウェアバージョンはこちら。
バージョンを示す文字列自体に変更は無いが、更新日が 2018/12/01 と未来を指していた。
バージョンによる差異
設定項目を全部写真に収めて違いを見ようと作業してみたが、異なる部分は 1 つのみだが大きな変化かもしれない。
旧ファームウェアでは「ビデオ解像度」として 4K 解像度を選ぶ場合、EIS (手ぶれ補正) を用いるとフレームレートは 25fps までに制限されていた。
新ファームウェアでは 4K 解像度で EIS を有効にしても 30fps を維持出来るようにアップグレードされていた。
画質も向上
旧ファームウェアの時には 露出 ±0, コントラスト -20, 彩度 -20, シャープネス -70 という補正を行って筆者好みの画質に調整を行うことが出来た。彩度が高い為に原色やそれに近い色に引っ張られた画質になっていたという事になる。
それが新ファームウェアでは露出やコントラスト、彩度にシャープネスへ一切手を加えずとも自然な画質となっていた。故に画質が向上したという認識とさせて頂いた。
新旧の比較は次の通り。
以前撮影した場所に行って似たようなアングルからの撮影を行ってきたが、今回撮影に使用した自転車のハンドルではカメラが斜めになってしまったのでその点だけご容赦をという所だが、画質的判断は出来るかなと思われる。
次のキャプチャー画像は左が旧ファームウェアの画質調整無し版で、右側が新ファームウェアの画質調整無し版という事になる。
旧ファームウェアでは画質調整無しの場合、地面にある緑色に持って行かれて建物の白い壁も緑がかった色調になってしまっている。路面の緑色の線も少し浮いている感じもするしシャープが強くてちょっとギラついている。
勿論画質調整を行えばこの現象は解消出来るものではある。
しかし新ファームウェアでは無調整であっても自然な彩度に近く、シャープさも軽減してこのままでも大丈夫だしお好みでシャープネスを抑えても良いかなという感じに仕上がっている。
ということで彩度に関しては画像左の緑を気にしてみると分かりやすいし、シャープネスに関しては右側の電線やアパートのベランダあたりの細かい縦線に注視して貰えると分かりやすいかなと思う。
夜間撮影の動画サンプル
初回レビュー時に掲載した動画へコメントを頂いたので夜間撮影を行って簡単に編集した動画をこちらにも掲載。
おわりに
MUSON Pro3 は初期のファームウェアでも画質調整して自分好みにする事が出来たが、新しいファームウェアであればそこまでしなくとも十分な画質が得られるので、個人的には新しいファームウェアを初期ファームウェアにして出荷した方がいいんでないかなーと思う所。
割とフラットな調整の方がユーザー側で調整出来る幅も広がるので。
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