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本日より行われて居る COMPUTEX 2019 にて発表があった。
全モデルという訳で無く、上位モデルに関する物のみとなったが期待は大きい。
これを表にすると
こんな感じに。
何が凄いってこれだけのクロックを維持しながら Ryzen 7 3700X は TDP 65W という低さ。
Ryzen 7 3800X となるとベースクロックが 300MHz 上がってブーストも 100MHz しか上昇していないが TDP 105W になっている。
もしかしたらこれは内部の P-State が高めにされているか、ブーストし易いような造りになっているのかも知れない。
更に、Ryzen 9 3900X では 12C24T と Ryzen 7 シリーズとは異なりチップレットが 1 つ増えている事を示す。それで居ても TDP 105W となり 3800X と同等でありながらベースクロックは一緒、ブースト時は +100MHz という設定に。
値段を見ると最上位 3900X は $499 となっているが、これは初代 Ryzen 7 1800X と同等であり、日本国内に於ける初値がおおよそ 65,000 円だったこともあって大体その位で収まってくれる「はず」。
パフォーマンスにも目をやると、Ryzen 7 2700X と 3700X の比較を Cinebench R20 を用いた物が表示されていた。
これによると Single +15%、Multi +18% と順当な性能向上を見せているにもかかわらず TDP が 65W に落ちているというのが衝撃的だ。
同じような比較を Ryzen 7 1800X と現状最上位の Ryzen 9 3900X との比較となると……
Single +32%、Multi +100% にもなってしまうそうで。
発売が待ち遠しい限り。
以下 2019/05/27 13:20 追記
今回発表があったモデルと AMD のサイトにて公開されている情報を元にして次の表を作成してみた。
尚、PCI-E 4.0 のレーン数は AMD X570 との合計で 40 となる。
発売予定日は 2019/07/07。
より詳細なスペックを確認したい場合、AMD オフィシャルの次のページへアクセスすると見る事が出来た。
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