ジョイントラックに載せたネットワーク機器を USB ファンで冷やす

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はじめに

 先日、ダイソーのジョイントラックにネットワーク機器を載せて冷却性を上げてみたところだが、使用した FAN は 12V 駆動の物を USB 直の 5V 駆動としていた。
 無風よりはマシ程度だったけど、ここはもうちょっと風が欲しいなと言うことで USB ファンを探して購入してみた。

探してきた USB ファン

 Amazon.co.jp では割と見かける UpHere というブランドの安価で便利そうな製品を購入してみた。

 3 段階の回転数制御機能を付けた USB 接続の 80mm ファンが 2 個セットになった製品だ。
 ファンガードも付いているし、振動防止のゴムが付いたテーパーねじも付属。
 なかなか使いやすそうだ。

ファンに細工してジョイントラックに取り付ける

 ジョイントラックを設置した時からファンの固定に使用していたダイソーの「ネットフック」なる物を 2 つ追加購入。
 ファンガードを装備させ、反対側のネジ穴からフックを挿入しておいた。

 これをジョイントラックの横に引っかけるだけで設置完了となる。

USB ファンの冷却効果

 昨年 9 月頃、Planex FX2G-05EM というファンレスの 2.5GbE スイッチ動作中の表面温度を計測した様子がこちら。

 部位にもよるが 45 度前後から一番高いところでは 50 度を超える部分まであった。

 それが今回、ジョイントラックにマウントしつつ横から USB ファンで風をあててやるとこうなった。

 低い部分でも 40 度はあった感じで、12V ファンを 5V 駆動させていたときも 35 度前後という推移だった。
 それが一気に 30 度を切って 28 度台で落ち着いてくれている。

 2.5GbE スイッチ以外ではルーターの Aterm WG2600HP3 も 40 度を超える部分があったけど 28~29 度で安定したままとなってくれている。

おわりに

 ネットワーク機器も電子部品の載った精密機器なので、動作温度を低く抑えて上げると安定性も向上するかと思われる。もっとも、現在不安定だとかそういう事は一切ないのだが。
 メーカーに保証された温度内とはいえ、40 度を超える温度はなんだか落ち着かない物で。
 自己満足の世界にはなるが、こうした対処も気持ちの良い物である。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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