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はじめに
サブマシンの PT2 で TV 番組を録画する HDD として WesternDigital WD Green 2TB を 9 年ほど使用してきた。
CrystalDiskInfo で SMART を見ると、エラーこそ 1 つも無いドライブだが、80974 時間という使用時間をみると「いつ壊れてもおかしく無いかも」という疑念が付きまとう。
交換しなくてはいけないと常日頃思っていたが、ここに来てやっと良いドライブが出ていたので HDD を交換した。
一気に 8TB へ
2TB の HDD からの交換先は当然、より大容量である方が良い。
そこで今回は従来通り CMR 方式で記録されつつも 8TB という容量を持ち、15000 円以下で入手可能な WesternDigital WD80EAZZ を購入した。HDD 単体で 4 倍もの容量になってしまった。
ドライブ交換はサクッと
PC から配線を取り外してケースを「よっこらしょっ!!」とするのがイヤだったので、そのまま左右の側板を外したら難なく交換出来たので助かった。
WD Green 2TB から配線を外してドライブケージから取り外し。ケージに WD80EAZZ を載せ替えて挿入。配線して直ぐに交換は完了。
なんて事は無い。
「ディスクの管理」より該当ドライブの領域を確保してクイックフォーマット。
ディスク容量は 7452GB となった。
CrystalDiskInfo を見てみると電源投入 2 回というのが初々しい。
それにしても 5640RPM という細かな回転数はどうやって決まったのだろうと多少気になるところ。
CrystalDiskMark デフォルトモード でアクセス速度を計測した結果はこれ。
従来通りのアクセス速度が得られた。とは言え SMR 方式の速度がどんな物か詳しくは知らない。
IntelliPark は切っておく
WesternDigital の HDD では省電力機能として IntelliPark という機能が存在する。
一定時間のアクセスが無ければヘッドと退避させることで無駄に電力を消費しないように―― という事だが、やたらとヘッドが動くのも無駄に寿命を削ってそうで気になるところ。
WD Green 2TB は IntelliPark 無効で 8 万時間オーバーノントラブルだったんで、同様にそうしておこうという単純な考えのもとで切る事に。
過去に IntelliPark を無効とするやり方を記事にしていたので、同じくして WDIDLE 3 を用いて作業を行った。
別ドライブである WD40EZRZ という 4TB の HDD も IntelliPark 有効なままだったんで一緒に切っておいた。
尚、WD80EAZZ も WD40EZRZ と一緒で 8 秒間アクセス無しでヘッドが退避するような設定になっていた。
wdidle3.exe /r
WDIDLE3 for Windows Version 1.2
Copyright (C) 2013 Yuria.
Configure Idle3.
PhysicalDrive 0 (E:)
Model: WDC WD80EAZZ-00BKLB0
Serial: xxxxxxxxxx
Idle3 Timer is enabled and set to 8.000 seconds.
おわりに
恐らくコンシューマ向けの大容量 HDD としては 8TB の容量を持つ WD80EAZZ がお手頃且つ CMR なので、非常に扱いやすい製品だと思われる。
2TB から一気に 8TB となったのは良い事だけど、正直持て余す自信がある。
別ドライブで取っていたバックアップを二重に取ってみるとか何か考えて行こうかなと思う。
交換元ドライブのその後
WD Green 2TB は使用時間が 8 万時間越えながらも、ノーエラーだったんで外付けケースに入れてちょっと使ってみたりしていた。
それから 3~4 回の電源投入にて認識時に SMART 値が変わった。
ドライブ交換後に逝ってしまうとはナイスタイミングというか、孝行してくれたとでも言うのだろうか。
丁度良いタイミングで退役させたようで良かった。
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