はじめに
現行の CentOS 7 で稼働しているホストを AlmaLinux 9 へ移行する為のテスト中。
次は Postfix あたりで MTA をと考えていたけど、Postfix を動かすには DB, TLS 関連や SPF Engine, や OpenARC, OpenDKIM、他認証で Dovecot と絡みが多いんで、更に必要となる証明書と DB を先にテストすることにした。
Let’s Encrypt の移行
設定や証明書は /etc/letsencrypt 以下にまとめられている為、単純にこのディレクトリを仮想マシンの AlmaLinux 9 側へ同様に配置するだけで済みそう。
配置後は dry run を行えばいいんだろうけど、web 周りがまだなので自動更新に関しては後日テストということで。
証明書さえあればとりあえずは ok。
MariaDB の移行
一旦 mysqldump で全 DB を吐かせてから仮想マシン側で喰わせようと思ったけど、ほぼ同一であってほしいからと /var/lib/mysql
以下を丸っと仮想マシン側に配置することとした。
> sudo systemctl stop mariadb
> cd /var/lib/mysql
> sudo tar czvf /var/tmp/db.tar.gz ./*
> sudo systemctl start mariadb
> scp /var/tmp/db.tar.gz alma_hostname:/var/tmp
> cd /var/lib/mysql
> sudo tar xf /var/tmp/db.tar.gz
> sudo chown -R mysql:mysql ./*
> sudo systemctl start mariadb
こんな感じで生データ (?) を配置して MariaDB を起動する。my.conf
は弄らず Web 周りまで終わってからチューニングする予定。
移行元と同じパスワードでログイン出来るか mysql -u root -p
とかして中身も確認しておく。
おわりに
次回はやっとというか憂鬱な Postfix と Dovecot 辺りになる。SPF やそこいらはとりあえず無効化して後から有効化していくのも手かなー。
それまで脳内シミュレーションしつつ作業準備をしていこうと思う。
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