はじめに
筆者の Galaxy S10 は使い始めて 5 年を超えている。未だ現役の良い端末。
流石にバッテリーがヘタってきており、パズドラをした日には 1 日 3 回も充電をすることがある。
不便極まりないので、自分でバッテリー交換を行うことにした。
購入した互換バッテリー
ざっと Amazon.co.jp を散策した感じだと次の製品が良い感じなのでポチッと行った。
必要となる工具は殆ど揃っているので、追加で必要な物と言えばドライヤーかヒートガンになる。
というか使わない工具の方が多い。
バッテリー本体は次のような感じ。ブランド名と PSE マークが入っているのでちょっと安心感ある。
さっそく交換する
行き当たりばったりで特に開封方法を調べること無く開けることが出来た。
裏蓋を開ける
ドライヤーかヒートガンで Galaxy S10 裏側の 4 辺をしっかり温めて両面テープの粘着力を弱める。
んで付属していたピックを挟み込んでスライド、持ち上げたりしてパカッと開けちゃう。
ピックは付属品だと金属製なんで、手持ちがあればプラスチック製のピックを使った方が良いかも知れない。
裏蓋を取ったらくっ付いている両面テープを出来る限り剥がしておくのがベスト。
充電コイルを外す
以下の写真通り 8 つのネジを外し、充電コイルを剥がす要領で上部のプラスチックパネルと一緒に取り外す。
バッテリーを取り外す
フレキケーブルの端子部分を真上に持ち上げると、ケーブルは簡単に外れる。
次にバッテリー本体を付属の金属製ピックで慎重且つ丁寧に取り外す。
イメージとしてはバッテリー裏 4 辺が両面テープで固定されているので、それをうまいことテコの原理を使ったりしつつ作業を行う。
で、剥がした様子がこれ。
互換バッテリーを載せる
ここからは今までの作業をさかのぼる感じで行く。
互換バッテリー裏の両面テープ保護フィルムを剥がして固定しつつ、フレキケーブルを接続する。
充電コイルとパネル取り付け
充電コイルの位置を合わせつつパネルを固定し、8 箇所ネジ止めしよう。
背面パネルの固定をする
こんな感じで付属品のパネル固定用両面テープを背面パネルに貼り付ける。
背面パネルを固定しておわり
これで面倒な作業は完了。
クランプとか持っていれば暫く圧着しておくのも良い。
バッテリー統計情報をリセットする
Galaxy S10 の電源を入れて起動したらダイアラを起動して *#9900#
と打ち込むと SysDump という画面がでるので、ここから Batterystats Reset をタップしてリセットをする。
ここでバッテリーの使用統計情報をリセットすることで、交換前のバッテリー情報を引きずらずにまた最初から情報を取ることが出来る。
充放電を繰り返すことで色々学習し始めるので、1 週間経過する頃には正しい使用率を示すようになるだろう。
交換後の様子
バッテリー交換直後は減りがなんだか激しい感じで、交換前よりすこーし持ちが良くなったかなー程度だった。
しかし 3~4 回充電をした辺りからいきなり使用可能時間に伸びが出て、思うとおりの減りになってくれた。
若干の学習をして伸びるもんだから、直ぐに結果を求めず 1 週間程度は様子を見てやろう。
おわりに
キャリアに修理を頼むと保証に入っていても 5,500 円かかるので、2,000 円ちょっとで直せるのが安くて良いと思った。
とはいえスマホを分解するという作業からしてちょっと難しいというか面倒な部分もあるので、腕に自信が無い場合はキャリア修理に回した方がその後の保証とかもあるし気が楽かもしれない。
筆者はこういうの自分でやりたいタイプなので保証どうのよりコストを気にして手を出してしまうのだが。
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