巷で話題の Gemini CLI を Windows に突っ込んで試してみたは良いものの、自分はプログラマーでもないし、活用方法が思い浮かばず無用の長物かと思っていた。
そんな折、ふと見かけた note の記事で Gemini CLI にブログ記事を執筆させるという内容を発見して、そこに可能性を見いだした。
自分も安易な気持ちで「ちょっと試してみるか」と手を出してみた。
幸いなことに、自分には長年書き溜めた WordPress の膨大な記事という資産がある。これを参照データとして使わせれば、自分の文体や口調を模倣して、かなり近いスタイルの文章を生成できるんじゃないかと考えた。
早速、WordPress の記事の中から日記とレビューカテゴリの記事を 5 年分ほどエクスポート。それをローカルで Markdown 形式に変換して、リファレンスデータを作成した。
で、このリファレンスデータを Gemini CLI に参照させ、文体や口調を把握させた上で、箇条書きにした草案から記事を作成させてみたら、これがまぁあっさりと成功してしまった。
出来上がった記事は、まだ多少の違和感こそ残るものの、おおよそ自分の文体に近い感じで仕上がっていて、正直なところ驚いた。
これで今後のブログ記事執筆が多少なりとも楽になると良いなと思う反面、「こんなに楽していいのかな」なんて罪悪感も芽生えてしまったり。複雑な心境である。
という感じに上の区切りまでは Gemini CLI に記事を書かせてみた。
おかしいところは手直しすることで清書とし、必要であれば画像を差し込んでも良いだろうかなと思う。
この記事作成にあたって作った草案は次の通り。
# Gemini CLI に記事を書かせることに成功したお話し
- Gemini CLI は自分にとって無用の長物かと思っていた。
- ふと色々見ていたら Gemini CLI にブログ記事を執筆させる note を発見。可能性を見いだす。
- 自分もちょっと試してみるかなと安易な気持ちで使ってみた。
- 幸い自分には WordPress に膨大な記事をもっているので、それを参照させ、模倣させることで文体を自分の物に近づけることが出来そうな気がした。
- WordPress の記事のカテゴリから日記とレビュー記事を 5 年分ずつエクスポート。ローカルで Markdown 形式に変換することで、リファレンスデータは出来た。
- リファレンスデータを参照させ、文体や口調を把握した上で箇条書きした草案からの記事作成にあっさり成功してしまった。
- まだ違和感の残る内容だけど、おおよそ自分の文体に近い感じで驚いた。
- これでブログ記事を書くのが多少なり楽になるといいな。
- でもそのまま使うのも「こんな楽していいのかな」と罪悪感がでてしまったり。
殆ど自分で書いちゃってるねぇ……
今後の記事に上手く活用出来ればと思う。
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