はじめに
先日、X で行われていたプレゼントキャンペーンに応募したら当選したので SOUNDPEATS Space Pro を手に入れた。
折角なんで簡単にレビューを残しておきたい。
スペック
| Bluetooth Version | 5.3 |
|---|---|
| ドライバー | 40mm+10mm 同軸デュアルドライバー |
| 対応 Codec | SBC, AAC, LDAC |
| ANC 性能 | 最大 -47dB |
| 再生時間 (ANC OFF) | 約 151 時間 |
| 再生時間 (ANC ON) | 約 61 時間 |
| マルチポイント接続 | 対応 |
| 充電端子 | USB Type-C |
パッケージと外観
パッケージは SOUNDPEATS らしい白を基調としたシンプルなデザイン。


中を開けると、ヘッドホン本体が収納されたケースが出てくる。持ち運びにも配慮されている点が嬉しい。付属品は充電用の USB Type-C ケーブルと説明書だ。

ヘッドホン本体は、マットブラックで統一された落ち着いたデザイン。ハウジング側面の SOUNDPEATS ロゴがアクセントになっている。安っぽさは全く感じられず、ビルドクオリティは非常に高い。


操作系のボタンは右のハウジングに集約されており、手探りでも操作しやすい物理ボタンなのが好印象だ。


装着感
イヤーパッドとヘッドバンドには、しっとりとした柔らかいプロテインレザーが使われており、装着感はかなり良い。
オーバーイヤータイプなので耳もすっぽり入ってくれた。

側圧は強すぎず弱すぎずの絶妙な塩梅で、メガネを掛けた状態でも痛みを感じることはなかった。これなら長時間のリスニングも余裕だろう。
また、軽量なため、頭や首への負担も少ない。
音質チェック
筆者愛用の Xiaomi POCO F7 と Space Pro を LDAC にて接続。
Poweramp というアプリでいつも通りに DreamTheater のアルバム Greatest Hit & 21 Other Pretty Cool Songs を一通り聴いてみた。
デフォルトのチューニングでは、やや中音域が前に出ていたので、Android 版 PeatsAudio アプリで自分好みな音へ以下の通り調整した。

この状態での試聴では――
- 低音域
重い音がズシズシくる。流石にヘッドホンに搭載されるドライバーが 40mm と大きなサイズな為かほんと良く出る。 - 中音域
厚みがあって声が良く出ている。ギターのリフなんかもこの辺りで心地よく刻んでくれる。 - 高音域
ハイハット系の音がアタックからリリースまでよく聞こえる。ちゃんと全体的な音の明瞭感に寄与している。
トータルでみると、音をどの様に調整しても素直にドライブしてくれるので、楽しめる音楽の幅は広いハズ。
おわりに
SOUNDPEATS Space Pro は、音質、ANC 性能、装着感、バッテリー、その全てにおいて高いレベルでまとまった、コストパフォーマンスの高いワイヤレスヘッドホンだった。
筆者個人的に特に良いなと思ったのは、
- パワフルなサウンド
- 実用的な ANC 性能
この 2 点だ。
装着感が良く、音質も求め、1 万円以下でヘッドホンを探している方は是非試してみると良いかも。



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