はじめに
ここんところ延々とパケ詰まりに関して考察してみたり、実験してみたりと POCO F7 に付きっきりだった。
ふとしたきっかけでルーターの設定不備を見つけて修正したところ、パケ詰まりが起こらなくなったんで、何が原因でどうなったーってお話し。
パケ詰まりの原因
筆者の場合、POCO F7 で Wi-Fi 接続中に IPv6 GUA (Global Unicast Address) が消失してしまい、IPv6 による通信が出来なくなってしまうことをパケ詰まりと定義している。
そのため、IPv6 周りの設定を見直す事で解決出来るのではと考えていたが、これがドンピシャだった模様。
原因は IPv6 通信を担うルーターの RA の設定から RDNSS 設定が抜けている事。
だと思われる。
そんなもんだからルーターによってパケ詰まりが起きる人がいたり、全く起きない人も居ると言うことにも納得が行く。いわゆるルーター毎の IPv6 アドレス払い出しに関する実装方法による違い。
解消方法
使用しているルーターの RA に RDNSS の設定を追加してあげることが解消方法となる。
筆者宅の IPv6 担当ルーターは家庭用ではないので、ピンポイントで設定することが出来た。
家庭用のルーターを使用している場合は、ルーターの設定画面で RA とか RDNSS とか DNS、ステートレスだとかこの辺りをワードにして項目を探し出して設定してあげると良いかも。
最悪、設定項目が無い場合にはルーターの買い替えが解決への最短ルートになる可能性もアリ。
その場合の製品選びもスペックを見たところで出てこない高度な設定なので、結構苦労してしまうかもしれない。
若しくは HyperOS の更新に紛れて修正してくれるのを待つとかもアリ。
解決したと判断した理由
ルーターに RDNSS 設定を追加してから丸 4 日間、パケ詰まりが一度も発生していないので解決したと判断した。
それまでは何かしら対応しても 2~3 日経過するまでに必ずパケ詰まりが再発して頭抱えていたので、ここまで発生しないと流石に解決したと判断して良いだろう。
おわりに
これで POCO F7 をストレスフリーに使用することが出来るようになった。
しかし癖っていうのはすごいもんで、未だ IPv6 アドレスが消えていないか毎回のように確認してしまう……
それにしても筆者宅にある Redmi 12 5G とか Galaxy S10 やら AQUOS sense6、Arrows の何か、他タブレット 3 台では一切起こらない現象なんだよね。
DHCP と RA のデーモンが落ちると Wi-Fi が切れちゃう現象も IP アドレスの有効期間やらどう管理してるんだろうとか疑問も残るし、やはり端末側になにかあるのではと勘ぐってしまっている。



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