はじめに
少し前に KZ-ZSTX を購入したばかりだけど、有線なイヤホンは音質が圧倒的に良いもんでちょっとハマった感が。
で、もう少し重低音が出るイヤモニが欲しいなということで、評判の良さそうな KZ-ZSN PRO2 をポチッと行ってみた。
今回は最初から標準ケーブルを使用する気が無かったので、いきなりリケーブルして使うことに。
ケーブルはまた KBEAR ST12 で、コネクタが QDC 3.5mm タイプの物にした。
スペック
| 項目 | スペック内容 |
|---|---|
| ドライバー構成 | 1DD+1BA ハイブリッド型 (10mm DD + 30095 BA ドライバー) |
| インピーダンス | 26 ohms |
| 感度 | 108dB |
| 周波数帯域 | 20Hz-40KHz |
| プラグタイプ | 3.5mm |
| コネクタタイプ | 0.75mm |
| ケーブル | 銀メッキケーブル (長さ 120cm) |
| 装着方式 | 耳掛け式 |
外観とか
プレートはシルバーにブルーのラインが入ったデザイン。シンプルな感じですごく良い。

ケーブルの端子は QDC タイプ。

ハウジングはシースルーで中身が見える。

とりあえず標準ケーブルを繋いでみたところ。

装着感
イヤモニなのでケーブルを耳に掛けるタイプ。
ハウジングのサイズやらイヤーピースのサイズ感から、ジャストフィットな装着感が得られた。
実際、5~6 時間つけっぱになるシチュエーションがあったが、耳が痛くなることも無かったのは特筆すべきポイントだ。
音質チェック
Xiaomi POCO F7 に USB-DAC である NICEHCK NK1 MAX を繋いだところへ KZ-ZSN PRO2 を繋ぎ、PowerAMP というアプリでいつも通り DreamTheater のアルバム Greatest Hit & 21 Other Pretty Cool Songs を一通り聴いてみた。

低音域
評判通りというか、期待通りというか、このくらい低音が出て欲しいなという強さで程よく鳴ってくれた。
結構クリアなのでバスドラとかタムなんかも締まりの良い感じでメリハリ合って良かった。
中音域
少し引っ込んだ感じがするのは本機がドンシャリなチューニングの為。
しかし、それでいてヴォーカルは埋もれること無くしっかり聞こえるし、ギターのリフなんかも心地よい。
つまりバランス良くチューニングされているので、聞きづらいということがないのが素晴らしい。
高音域
KZ-ZSTX と比べると少し控えめ。なのですごく聞きやすい。
音が刺さること無く程よい鳴りであるため、長時間のリスニングでも聴き疲れする事も無い。
透明感あるサウンドの為、音場全体にもその明瞭感が伝わってくる。
音がよく広がってくれる感じかなと。
総評
程よくドンシャリ感を出してくれているので、ドンシャリ好きな人にはよく刺さるイヤモニであると思われる。KZ-ZSTX はちょっとやり過ぎていた感じに思える。
解像度もあるんで聞きたい楽器に神経を向けるとすんなり聞こえてくるのは嬉しいところ。
おわりに
2nd イヤモニとしてこの KZ-ZSN PRO2 を購入する事となったが、最初に買っておけば良かったかなーと、KZ-ZSTX と比較した後だから思うところもあるのだろうけど、そう思ってしまった。
まぁ、そう高い物でもないので、あれこれ買ってみて自分で試してみるのもまた一興だろう。
ただ、今なら 1st イヤモニとしてオススメしたいのはこの KZ-ZSN PRO2 という事になる。
理由としてはやはり過度ではなく適度なドンシャリチューニングという所かな。



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