はじめに
この度は EarFun 様より、2026 年 4 月 23 日発売の最新モデル EarFun Clip 2 をご提供いただいたのでレビューをお送りする。
本製品は耳を塞がないオープンイヤータイプの中でも、耳に挟み込む「イヤーカフ型」を採用したモデルだ。筆者自身、これまでいくつかのオープンイヤー製品を試してきたが、今回の Clip 2 は LDAC への対応や最新の Bluetooth 6.0 搭載など、スペックシートを眺めるだけでもニヤッとしてしまうような意欲作となっている。
定価 1 万円を切る価格帯で、どこまで「音」と「付け心地」を両立できているのか、じっくりと見ていきたい。
基本スペック
まずは主要なスペックを確認しておく。特筆すべきは、やはりこの価格で LDAC コーデックに対応し、ハイレゾワイヤレス認証を取得している点だろう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| Bluetooth バージョン | V6.0 |
| 対応コーデック | LDAC, SBC, AAC |
| ドライバー | チタン製 12mm 径ダイナミックドライバー |
| 再生時間 (LDAC OFF) | イヤホン単体 最大 11 時間 / ケース込み最大 40 時間 |
| 再生時間 (LDAC ON) | イヤホン単体 最大 6 時間 / ケース込み最大 22 時間 |
| 防水防塵規格 | IP55 |
| 重量 | イヤホン単体 約 5.5g / 総重量 49.6g |
| その他機能 | ワイヤレス充電、マルチポイント接続、低遅延ゲームモード、空間オーディオ |
外観・デザイン
パッケージは EarFun らしい、白を基調とした清潔感のあるデザインだ。


内容物は本体、充電ケース、USB Type-C ケーブル、そしてマニュアル類と、必要十分な構成となっている。

ケースは手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で、質感も悪くない。前面にはインジケーターがあり、バッテリー状態が一目でわかるようになっている。

イヤホン本体は、40° の超軟質シリコンと厚さ 0.5mm のニッケルチタン形状記憶合金を組み合わせた設計だ。

実際に手に取ってみると、その「柔らかさ」に驚かされる。無理なく耳にフィットしつつも、形状記憶合金のおかげで安定感もしっかり確保されているという感じだ。
また、操作系が物理ボタンである点も、誤操作を防ぎたい筆者にとっては非常にポイントが高い。

使用感と音質
EarFun アプリで動作をカスタマイズ
EarFun アプリではイヤホンの音質設定、イコライザなどと言った動作をカスタマイズできたりする。
出来ることは以下スクリーンショットの通りだ。



デフォルトではコーデックが AAC になっている。これを LDAC にしたい場合、予めデュアルデバイス接続 (マルチポイント接続) を OFF にした上で Bluetooth オーディオの品質より LDAC コーデックを ON にしよう。
但し、注意書きの通り、LDAC コーデック利用時はデュアルデバイス接続が使えないので、これを使用したい場合には AAC コーデックの利用が強制される。


アプリのインストールは Android の場合は Google Play、iOS の場合は App Store より EarFun で検索をしてアプリをインストール可能だ。
抜群の装着感
約 5.5g という軽量設計のおかげか、装着していることを忘れるほどに自然な付け心地だ。

イヤーカフ型は耳の形状によって合う合わないが出やすい傾向にあるが、本製品の柔軟な素材選びは多くのユーザーにマッチするのではないかなと感じる。
長時間使用しても耳が痛くなるようなことはなく、それでいて激しく動いてもずれ落ちる気配はない。
LDAC がもたらす解像感
肝心の音質だが、Xiaomi POCO F8 Pro と接続し、コーデックを LDAC に設定した状態で試聴を行った。音源はいつものように Dream Theater のアルバムを一通り聴き込むスタイル。
一聴して感じるのは、12mm のチタン製ドライバーによる「芯のある音」だ。オープンイヤー型はどうしても低域がスカスカになりがちだが、独自技術の BassSurge が効いているのか、ドラムやベースのラインもしっかりと聞き取ることができる。
中高域についても、LDAC の恩恵か解像度が非常に高く、ボーカルの細かな息遣いやギターの倍音成分まで綺麗に伸びてくれる。
専用アプリでのイコライザー調整にも対応しているが、デフォルトのままでも十分にバランスが取れた音作りであると感じられた。
空間オーディオと実用機能
独自開発の空間オーディオアルゴリズムによる「シアターモード」も試してみたが、音場の広がりがグッと増し、臨場感あふれる体験ができる。音楽鑑賞だけでなく、動画視聴時の没入感を高めるのにも一役買ってくれそうだ。
また、マルチポイント接続の挙動も安定しており、PC とスマートフォンの切り替えでストレスを感じることはなかった。ワイヤレス充電に対応している点も含め、日常使いにおける利便性は極めて高いと言える。
おわりに
EarFun Clip 2 を使い込んでみたが、一言で言えば「圧倒的なコストパフォーマンス」に尽きる。
1 万円以下の予算で、高音質な LDAC と快適な装着感、柔軟なチタン合金による安定したホールド、そして最新の Bluetooth 6.0 を手に入れられるというのは堪らないものがある。
特に以下のような方には強くオススメしたい。
- 耳を塞ぐカナル型が苦手だが、音質には妥協したくない。
- ジョギングやワークアウト中に、周囲の音を聞きつつ高音質な音楽を楽しみたい。
- 1 万円前後で全部入りのオープンイヤーイヤホンを探している。
競合の高級モデルを検討している層にとっても、まずはこの Clip 2 を試してみる価値は十分にあるだろう。今回の EarFun の仕上がりには、筆者も素直に感心するばかりである。
お得に購入出来るクーポン情報
| クーポンコード | EFCLIPNPR |
| 割引率 | 25%OFF |
| 有効期間 | 2026/04/23 00:00 ~ 2026/06/30 23:59 |
こちらのクーポンコードを利用することで、通常価格 9,990 円が 7,493 円になるので、購入を考えている方は是非使って欲しい。


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