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8 月中旬あたりに Inateck 社よりレビュー依頼のあった一品。Coneco.net にもレビューを掲載したが、写真を少し大きめにこちらでも改めてレビューを掲載したい。
製品としては USB 3.0 対応 3 ポートハブに SDHC/SDXC 対応カードリーダーを内蔵した物となる。
OTG (OnーThe-Go) 対応なので、ホストとなるコンピュータを用意せずとも USB 器機同士のデータ転送も可能になる。電源供給はハブを接続したポートからの供給のみとなるので、最大 5V 900mA 迄となる。電源を多く取る必要の有る器機の使用には注意が必要かも知れないが、USB メモリ程度では不足することは無いだろう。
それでは写真を交えつつ使用感を書いていこうと思う。
先ずはパッケージ。箱のサイズは 165 x 100 x 30mm なのでコンパクト。
内容物は HB4008 本体とトレイの下に入っているサポートに必要な紙のみ。
HB4008 本体はシンプルなデザインで非常に好印象。USB 端子の下には microUSB 変換端子が繋がっている。あくまで変換端子なので、無くさないようにとの配慮か繋がれている。邪魔であればカットしてしまっても良いと思う。それとケーブルは太めであり曲げれば癖が付けられる。
SD カードスロットはロゴ上部に存在する。カードを挿入すると、約半分は露出した形となる。細かいギミックは無く、カードを差して抜くときは引っ張るだけ。
microUSB 端子しか持たないスマートフォンやタブレットに対しては付属の変換端子を被せれば良い。
手持ちの USB メモリでポートを埋めてみた図。Linux のディストリビューションをインストールする時のメディア作成や、2 台ある Windows 機のドライバを一纏めにして更新管理する時によく使う。
今までハブ無しで実際に困ったことのあるシチュエーションとしては、PC ケースフロント自体には 2 ポートしか無いので頻繁に USB メモリやカードリーダーを差し替えなければならない事があり、さらに USB メモリ自体も複数本入れ替えてデータ転送をする事もある。こういった事になると HB4008 の場合では USB メモリは複数本挿したままで良いし SD カードもそのまま HB4008 に差せば済む。
面倒な作業が無くなることで、手間が掛からず作業を行うことが可能となるので非常にありがたいなと思う所だ。
SD カードスロットの転送速度も測ったが、Transcend の RDF5 と言う USB 3.0 対応のカードリーダーと同等以上の性能が出たので、リーダーとしての性能も申し分無し。使用した SD カードは TOSHIBA EXCERIA Type2 16GB で、公称 Seq.Read 90MB/s Seq.Write 60MB/s なのでスペックを殺さずにしっかりと出している。SD カードでランダムアクセスは滅多に行われないと思うが、ランダムリードは HB4008 の方が良い性能の様だ。
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