Inateck HB4102 アルミユニボディー USB 3.0 対応ハブのレビュー

Review
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 F&M 社 Inateck ブランドよりこの HB4102 の提供を頂いたのでレビューをお届けする。
 HB4102 は USB 3.0 に対応した 4 Port の Hub である。最たる特長はアルミ製でありユニボディ ((アルミ一枚から形成されてつなぎ目が無い事)) である事だ。

HB4102 スペック

 製品名 : Inateck HB4012
 USB Spec. : SuperSpeed 5Gbps
 Interface : USB 3.0 x4
 サイズ : 96 x 30 x 21 (mm)
 重量 : 58g
 対応 OS : Windows XP/Vista/7/8/8.1, Mac OS

HB4102 の写真

HB4102 の使用感

 USB ハブとしての性能は極普通のハブであり、転送速度に於いても PC 本体の 1 ポート分である 5Gbps を 4 ポートに分配するような形となる。よって、4 ポート全てがフルに USB 3.0 の性能が出るわけでは無い事に注意が必要。4 ポート全て合わせた帯域の上限は 5Gbps であるがこれが普通である。
 下図の様にデバイスの足を引っ張ることも無く、全く以て問題無く使用可能だ。

SDHC カードをリーダー経由で HB4102 に接続してベンチマークを行った。

SDHC カードをリーダー経由で HB4102 に接続してベンチマークを行った。


 Inateck と言えばその外観デザイン無しには語れないと思うが、この HB4102 もまたアルミ製でありユニボディを採用しているから、どんな環境で用いてもしっくり合うと思われる。

 本体ロゴの下に穴が開いており「なにかな?」と思ったが、これは電源のインジケーターであった。

ロゴ下部の白色 LED が通電を知らせてくれる。

ロゴ下部の白色 LED が通電を知らせてくれる。


 アルミ製であると言う事はデザイン性に置いても良い事だし、なにより放熱性が上がっていることにも目を見張る。プラスチック製のボディの USB ハブよりもボディが持つ熱が低いと体感出来る。温度が下がるという事は耐久性に置いても良い方向にしか働かないから、長く扱えるかなと思える。
 ケーブルの取り回しについては、固すぎず柔らかすぎずと曖昧な表現となってしまうが、手で癖を付けようと思えばすぐ付けられるので、ケーブルのテンションでボディが動くような場面も少なくなると思われる。

おわりに

 相変わらずデザイン面でのアプローチが素晴らしいと感じる所に Inateck ブランド製品らしさを窺えた。
 アルミ製に白いケーブルなので、Mac への親和性が一番高いと思われるが Windows 機であっても何ら問題無いから、選択肢として HB4102 が視野に入るのは多くなるだろうと思う。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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