WordPress 4.4 + PHP 7.0 の動作

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 一つ前の記事で PHP 7.0 に移行がさっくりと完了した。実際に WordPress 4.4 を導入したサイトにアクセスを行えば正常に動いているように「見える」。
 サーバー側で error_log を眺めていると実際には Fatal エラーが出ていたり、そのせいで管理者画面にアクセス出来なくなるなどの弊害があったから、その対策を行う。


 出ていたエラーは次の通りで WordPress の Plugin である Simple Tags というスクリプトだ。便利だから外せない。

AH01071: Got error 'PHP message: PHP Fatal error:  Switch statements may only contain one default clause in /path/to/wp-content/plugins/simple-tags/inc/class.admin.php on line 376\n'

 原因としては switch 文で取り得る default の処理が複数あるから。
 幸いにもこれはエラーとされている行の default をコメントアウトする事で解消された。

                                        case 'number':
//                                      default:
                                                $input_type = '<input type="number" id="' . $option[0] . '" name="' . $option[0] . '"\
 value="' . esc_attr($option_actual[ $option[0] ]) . '" class="' . $option[3] .'" />' . PHP_EOL;
                                                break;
                                }

 取り敢えずうちでは、この対応だけで何もエラーを吐かなくなったので簡単に済んで良かった。

 PHP 7.0 は実行速度が 5 系よりも 2 倍近く速いだとか、その自信を窺えるメジャーアップデートだった。ブログ自体は SuperCache を聞かせているからキャッシュ作成時程度しか速度を感じることは出来ないが、管理者画面はダイナミックのままだから結構 PHP 自体の速度が影響してくるところだろう。それと記事執筆時のプレビューなども。
 速度的にはキビキビと動いてくれているし、プレビューは頻繁に使うから速くなってくれて「ありがたい」と素直に思うところ。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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