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2012 年 11 月に FX-8350 を購入してから 3 年以上、メインマシンはそのまま FX-8350 を載せたまま稼働を続けている。しかし、2016 年に入ってやっと Summit Ridge なる Zen ベースの FX が見えてきた。AMD は 2016 年中の投入を意気込んでいるので、順調に行って早ければ年内にもメインマシンの CPU をリプレースできるの「かも」知れない。
加えてサブマシンはずっと APU と決め込んでおり使い続けているが、これもまた 2016 年の前半である 6 月までには次期 APU である Bristrol Ridge がお目見えとなると思われる。
Summit Ridge にしろ Bristrol Ridge にしろ、共通して言えることは Socket が AM4 に共通化されること。メモリモジュールは DDR4 をサポートする事。これが自作ユーザーには大きな変化になると思う。なんせマザーボードとメモリを買い換える必要が出てくるからだ。
しかし、今までの SocketAM3 と SocketFM2+ 体制が非常に長かった為、メモリの買い換えやマザーボードの買い換えは殆ど行う必要が無かったから「別にもう良いだろう」という気持ちになる。Intel の様にことある毎に Socket が変わってみたりメモリもモジュールが変わってみたり、メモリのチャンネル数が増えたから買い増しだという事も無かったので、家計的にはかなり助けられた。
プロセッサ自体に少し突っ込んで見ると、Summit Ridge に於いては FinFET 14nm にまで細分化される。これはつい先日発表された GPU の Polaris でも用いられるプロセスルールだ。FX-8000 系のプロセッサは 32nm であるので 5 倍以上の微細化を達成する。同じダイサイズであれば単純計算なら 5 倍のトランジスタを載せることも可能なので、高性能になる事を否が応でも期待してしまう。TDP 95W に抑えてくるみたいだから満載してくるよりも、ある程度は抑えてくるかもなのだが。
APU である Bristrol Ridge は 28nm で、現行 Kaveri/Godavari と同じプロセスルールだがモジュールは Steamroller から Excavator に変更される。Summit Ridge とは異なりこちらは DDR3 も対応となるようだが、メモリ速度が上がるほどにパフォーマンスの上がる APU では DDR3 メモリを選択するメリットは何も無いだろう。もちろん GCN の世代も上がるから CPU 性能もそうだが、iGPU の性能及び付加機能にも面白い物があれば良いなと思う。
ともあれ、2016 年の AMD はいつもより大きな期待をしたくなる年になりそうだ。
同じマザーボードを 2 枚、同じメモリモジュールを 2 組用意して FX と APU の 2 台体制で是非とも楽しみたい所だ。
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