Taotronics TT-BA06 Bluetooth ワイヤレストランスミッターのレビュー

Review
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 この度 Taotronics より TT-BA06 Bluetooth 対応ワイヤレストランスミッターの提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 TT-BA06 に入力された音声を Bluetooth によるワイヤレスで送信する機能を持ちつつも PC に繋ぐと Bluetooth 対応 USB サウンドデバイスとしても機能する非常に面白いトランスミッターである。

Taotronics TT-BA06 の概要

パッケージ

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本体、付属品

 TT-BA06 へ音声を入力する為のケーブルや変換ケーブルが付属する。RCA をミニピンメスに変換するケーブルは特にありがたいと思う。
 USB ケーブルは充電に用いたり PC で使用する場合にも使用出来る。
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 ボディは非常に小型で、45 x 33 x 9 mm というサイズになっている。紛失しないように気を付けよう。尚、操作に用いるボタンは 1 つだけの非常にシンプルな物になっている。
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 入力端子は横に備えられている。MicroUSB 端子は充電と PC との接続用の共用である。
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使い方

単体使用の場合

 単体使用とはこの場合、ミニピン出力を持つ何かしらのサウンドデバイスからの音声出力を TT-BA06 に入力し、Bluetooth 対応イヤホンで音楽を聴く場合とする。
 先ずはペアリングを行う。適当な Bluetooth 対応イヤホンをペアリングモードにし、TT-BA06 も電源長押しでペアリングモードにする。この状態で TT-BA06 はペアリングモードにある Bluetooth 器機をペアとして認識し、赤い LED が点灯してペアリングが完了する。
 ペアリングが完了すると、TT-BA06 は入力された音声を Bluetooth 通信でペアリングされたイヤホンなどにデータを送るので音楽をワイヤレスで聴くことが可能になる。
 音楽プレイヤーからの入力でも良いし、TV の音声を入力する等すればケーブルを気にせず身動きが取れるようになる。

USB ワイヤレスサウンドデバイスとして使用する場合

 TT-BA06 を MicroUSB ケーブルで PC に接続を行うと、Windows OS であれば自動的にドライバがインストールされて USB サウンドデバイスとして使用可能になる。
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 再生デバイスで CSR Audio Dongle を優先デバイスにすると、Windows は TT-BA06 経由でサウンドを出力するようになるのでペアリングされた Bluetooth 対応イヤホンなどでワイヤレスに PC サウンドを楽しむことが出来るようになる。
 TT-BA06 が単体でサウンドデバイスになるので、PC のサウンドカードの音質に左右されない。ただ、音質は若干固いイメージがするが USB サウンドデバイスなので結構クリアな音がする。
 TT-BA06 の使い方としてはこの使い方に価値が結構あるのではと思われる。非常に面白い。

おわりに

 Bluetooth 非対応器機をコンパクトなボディで Bluetooth 対応としてしまうトランスミッター。それだけでも利用の幅が広いものであるが、PC に繋ぐとサウンドデバイスになってしまう所もまた使い所としては面白い。
 こういった多機能さにはほとほと関心してしまうばかりである。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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