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この度 Shenzhen Soundsoul Information & Technology Co., Ltd より SoundPEATS Q11 の提供を頂いたのでレビューをお送りする。
SoundPEATS Q11 は Bluetooth 4.1 に対応しチップに CSR8645 を搭載する事により AptX や CVC 6.0 と言った機能に対応している高音質なイヤホンである。
SoundPEATS Q11 の概要
パッケージ
内容物
いつもながらの SoundPEATS らしい便利なキャリングケースと取扱説明書がある。取説は英文のみ。
キャリングケースの中に Q11 と付属品が全て入っている状態に。
交換用イヤーピースにはサイズ以外の種類もあるようで、クローズタイプとセミクローズタイプがある。クローズタイプは完全に耳に栓をする形になるので低音も良く鳴る性質を持つが、セミクローズは少しすき間が出来るので低音はスカスカになる。その代わり環境音がしっかり入ってくるので安全性を配慮したい場合にはセミクローズを使うべきだと思われる。
SoundPEATS Q11 の外観
大きなイヤーフックが目に付く。耳の上を通してイヤホンを装着すると Q11 が耳の穴から抜けたとしても本体までは落下しないような構造になっている。
特に意味は無いがイヤーピースを外してドライバー部分を見てみる。
続いてリモコン部。+, -, Multifunction Button (以下 MFB) の 3 つのみでシンプル。
使い方
充電を行う
R-ch 側に充電用 MicroUSB 端子があるので、キャップを外して PC や USB 充電器に接続する事で充電を行える。
ペアリング
電源 OFF の状態から MFB を 6 秒長押しするとペアリングモードに入る。
スマートフォンなどの器機から Bluetooth のデバイスを検索すると、デバイス名「QY11」で見つかるので接続を行う。SoundPEATS Q11 だから Q11 かと思ったが QY11 との表示だった。少し調べた所、QCY QY11 を OEM 元とした同一製品だと思われるので SoundPEATS 側による設定ミスなのだろうか。
電源操作
Q11 が電源 OFF 時、MFB を 1 秒長押しで電源 ON となり、Q11 の電源が ON の時、MFB を 3 秒長押しで電源 OFF に出来る。
ボリューム操作
+ を押せばボリュームアップ、- を押せばボリュームダウンになる。
選曲操作
+ を長押しすると次の曲、- を長押しすると前の曲にすることが可能。
音質チェック
Sony Xperia Z2 に接続し、プリインのミュージックアプリを用いて洋楽や邦楽を試聴して音質がどんな物かを聞いてみた。
全体的には非常にクリアな感じが得られ、コーラス部分などは一人一人の声が聞き分けられる位だった。
音域毎のバランスは割とフラットな印象で癖が無い。ありがちな低音が強くてそれに引っ張られる中音と言ったことは全く起こらず、高音質であると思える。恐らく SoundPEATS Q/QY シリーズを通して最高峰の音になるだろう。
ただ、イヤーピースの密着度により低音の鳴り方がガラっと変わるので注意が必要だ。クローズタイプのキャップを用いても少しずれたりすると低音が軽くなるので、必ず耳の穴のサイズに合ったイヤーピースを使用しよう。セミクローズタイプのイヤーピースの場合、環境音を遮断しないようにだとか通話時に使えるようにと言った配慮があるため必ずすき間が出来る。よって低音は非常に軽い鳴りになるので、用途に合わせた使い分けが必要になる。
おわりに
ここ最近の SoundPEATS シリーズは高音質モデルが多いので、自分が感じた音質をどの様な文字で表現しようかと凄い難しい事になりつつある。高音質である事に加えて装着方法や脱落防止のギミックといった +α の要素もあるので Q11 でまた一つ成長したのではと感じる所である。
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