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この度 TaoTronics より TT-BA07 Bluetooth, AptX 対応サウンド送受信機のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は Bluetooth 非対応デバイスからのサウンド出力を Bluetooth を用いてワイヤレス化したり、スマートフォンとペアリングをしていつも使っている有線タイプのイヤホン/ヘッドフォンをワイヤレス化する事が出来る機器である。共に AptX 対応であるから低遅延高音質を維持出来る。
技適マーク確認済
パッケージ
パッケージ内容
本体及びデバイスと接続を行う為のケーブル、RCA 変換ケーブルも付属している。他、日本語もしっかりとある取扱説明書と充電ケーブルも付属する。
機能や使い方が多いので日本語で書かれた取説が無かったら厳しい物があったとおもうので良かった。
本体
46x34mm とコンパクトなボディとなっている。非常にコンパクトである。
背面には各種認証ロゴが入っている。技適マークもあるので問題無し。
送受信の切替はここで行う。
- TX = 本製品にサウンドを入力すると Bluetooth でペアリングされたヘッドフォン/イヤホン/スピーカーにサウンドを飛ばす。
- RX = ペアリングされた機器からのワイヤレス出力を本製品に接続されたイヤホン/ヘッドフォン/スピーカーに出力をする。
要するにワイヤレス非対応のサウンド入出力が、本製品を介すことでワイヤレス化する事が出来る様になる。
3.5mm入出力端子と充電用の MicroUSB 端子がある。充電を行いながらでも使い続ける事が出来ることも特長の一つである。
使い方
先ずは TX/RX 何れかの動作モードから目的のモードを確認し、電源を投入すると初回起動時なら自動的にペアリングモードに移行する。
TX モードであれば Bluetooth 対応イヤホン/ヘッドフォン/スピーカーとペアリングを行い、RX モードならスマートフォンなどの Bluetooth 対応デバイスとペアリングを行う。ペアリング時には何度か通信の失敗をしたとエラーが発生したが、近づけて何度か行ったら正常にペアリング出来た。もしエラーが出た場合、同様に何度か繰り返してみると良いだろう。
例えば RX モードで普段使っているような有線のヘッドフォンをワイヤレス化してみるとこうなる。(実際にはもう使ってないヘッドフォンを引っ張り出してきた)
基本的には使用するヘッドフォンの音質がベースになる。RX モードで Sony Xperia Z2 とペアリング後に接続した際、AptX 対応機器云々のメッセージが表示されなかったのでもしかしたら RX モードは AptX 非対応なのかもしれない。それでいても音質に明確な劣化が見当たらなかったので特に問題とは感じない。
TX モード時にペアリングを行う相手は Bluetooth 対応ヘッドフォンやイヤホンなので AptX 対応可否は確認の術が無い。
また、TX/RX の切替を行うとそれまでペアリングしていた情報を全て失うので、改めてペアリングをやり直す必要が有る事を確認した。一度用途を決めてしまえば早々に切り替える事もないかなと思うが念のため要注意である。
おわりに
TV や PC 等のサウンド出力を手軽に Bluetooth 化したり、普段の使い慣れた有線のイヤホンなどをワイヤレス化する事をこれひとつで手軽に行えるので、用途の幅は広めとなるだろうか。MicroUSB による充電を行える電源を確保してしまえばバッテリーを気にする必要も無いから Bluetooth 化する場合に於いてはその点も考慮しつつ環境作りをするのも良いだろうと思う。
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