[PR Review] Patech 1,200 万画素 1080p@30fps スポーツカメラ

Review
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 この度 Mpow より Patech スポーツカメラのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は GoPro で知られるようになったアクションカメラというカテゴリに属する小型カメラである。カメラの解像度が 1,200 万画素と高く、1080p@30fps で録画が可能。720p なら 60fps もサポートするので滑らかな動画を撮影することも可能だ。

パッケージ

 ブランド名の記載が無く、型番は検索しても出てこない。
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 背面には主な特長が記載されている。
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パッケージ内容

 付属のアタッチメントが非常に豊富であると見て取れる。これだけの数があれば、色々組み合わせると大抵の物に取り付けることが出来る。
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 左上にあるクリアパネルは防水ハウジングの物と交換して使う「耐衝撃用」として使う場合の物で、スリットが入っているから防水性はなくなる。用途は多少の汚れ防止と液晶の衝撃保護、さらには音をよりクリアに拾うための物である。防水用の交換パネルではないことに注意。
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ボディ

防水ケース

 このケースに本体を入れてしまえば 30m まで潜っても大丈夫なレベルの防水機能を有する。保護ケースとして普段も付けておく方が良いだろう。

レンズの画角

 170 度を視界に収める広角レンズを搭載しており、幅広く被写体に収めることが可能である。
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メニュー

 本体のメニューは設定で日本語にする事も可能であるが、ちょっと分かりづらいのでそのまま英語で使用した方が分かりやすいかもしれない。「こン検測」というような意味不明な言葉の所は「動体検知」である。
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使い方

 本体正面の電源ボタンを押すと電源が入る。逆に電源オフにするときには電源ボタンを長押しして離す。長押ししていれば切れるのではなくて、長押しした後にボタンから指を離すと切れる点に注意。
 撮影は上部の OK ボタンがシャッターとなっている。
 動画や写真の撮影切替は電源が入っているときに電源ボタンを押して切り替える。「動画 ⇒ 写真 ⇒ クイックビュー ⇒ 設定」の順にモードが切り替わる。

サンプル動画

 天気が良かったので電動ママチャリのハンドルに本製品を固定し、その辺を走ってきた様子を動画に収めた。元動画を x264 crf18 程度で再度エンコードした物を Youtube にアップロードしているからそれなりに劣化が認められるが、それでも高コントラストで発色も良く青空が気持ちよく撮れた。

おわりに

 GoPro も最近は売り上げが落ちてきてるそうだが、本製品の様な廉価な価格帯でこれだけ画質も良く付属品も豊富であればそれもまた納得出来る時代であると感じた。
 ボディ外観は各所でよく見かける物と非常にそっくりでスペックも同等となる物が多いが、ファームウェアの入れ替えなどの実験は止めておいた方が良いだろう。筆者の様に動かなくなって終わりという状態にならない為にも……

レビューを終えたその後 (2016/05/13)

 SJCAM SJ4000 と外見がそっくり、使用しているチップも同じだからと SJ4000 の Firmware を入れたら起動しなくなった。そこで液晶ディスプレイのサイズまで同等な ACMEL SD28 の Firmware を入れたら画面真っ白だけど中身は少し動く状態になった。
 中身としては SD28 に近い物なのだと思う。それでやっと出来る事が写真を撮影する事のみ。ただし画面真っ白で確認も取れないから撮影後に MicroSD カードを PC に入れて確認する事しか出来ない。
 つまりこの製品は数あるアクションカメラの中でも SJ4000 と中身は同等スペックで液晶サイズは 2inch という ACMEL SD28 の OEM かそのクローンという線が濃厚であるかなと思う。
 昼間に撮影した動画ファイルのフォーマットを覗くと「Movie_More : CarDV-TURNKEY 」という記載があるので、ドライブレコーダーのファームを乗せたカスタムぽい雰囲気がある。
 何だかんだと言っても物自体は凄く良いからちょっとこのままは勿体なさ過ぎる。楽しいからと遊びすぎたかな。ちょっとこの製品の純正ファーム貰えないから聞いておいたので返事待ちとしてみよう。自己責任な作業の癖に厚かましい事を…… なんて思ったけどね。

最終的に解決した (2016/05/13)

 ちょっと無理言って本製品の Firmware を貰う事が出来たので、それを入れて無事に完全回復と相成った。
 本来はこう言った保証範囲外の事にまで何かしらの対応をして貰えることはあり得ないのだが、快く (?) Firmware の提供を頂けたので Mpow にはひたすら感謝するのみである。ただ、念を押されてファームには触れないようにも言われたから、マネして Firmware を入れて試す等と言ったことは止めておいた方が無難だ。
 そんなわけで今後、このカメラを使って普段見られないような視点の動画でも撮って遊んでいこうと思う。非常に気に入った。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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