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ゲーミングマウス入門にオススメ
この度 Mpow より Patech USB 接続 光学式ゲーミングマウスのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は有線式ゲーミングマウスであり、ボタン数は 11 個。任意の割り当ても可能で、カスタマイズした内容はマウス本体へ記録されるハードウェアタイプを採用している。よって対応するタイトルも豊富であると思われる。本体には 2.4g のウェイトが 8 個内蔵されているので、マウス自体の重量も変更可能な廉価ながらも本格派ゲーミングマウスと仕上がっている。
パッケージ
製品自体は Easterntimes Tech Thunderbird T1 となっている。
パッケージ内容
本体の他、ドライバの収められた 8cm メディアに取扱説明書、本体に入っているウェイトをしまう収納ケースが付属する。
スペック
- インターフェイス : USB 2.1
- ケーブル長 : 1.85m
- DPI : 400, 800, 1600, 3200, 4000 DPI
- ポーリングレート : 125, 250, 500, 1000Hz
- バックライト : LED ライト
- 対応 OS : Windows XP, Vista, 7, 8, MacOS
(筆者は Windows 10 上で動作確認済) - ドライバダウンロード先より For T1 の物
ボディ外観
マウスのボディはシルキータッチでスベスベした滑らかな手触りなので非常に心地が良い。
パソコンへ接続すると LED が点灯する。この発光色は後述するドライバーソフトウェアからカスタマイズ可能。
ウェイト調整
本製品は底面にウェイトを内蔵している。1 つあたり 2.4g で合計 8 個になるので、開封時の状態から最大 19.2g の軽量化が可能である。
ケーブル抜きの重量実測
(重量スケールの計測誤差によりズレ有り)
使用感
筆者はマウスを掴み持ちするタイプなので次の様になった。
縦になっているサイドボタンの離れた 2 つが初期状態では「進む/戻る」に割り当てられており、遠すぎて使いづらいから横に 3 つ並んでいるうちの何れか 2 つを「進む/戻る」へとカスタマイズ必須であると思われる。
ドライバーソフトウェアの設定項目
付属している 8cm CD-ROM をパソコンに接続するとインストーラーが起動するので、特に何も考えること無くインストール処理を進めていくだけで良い。
ドライバーソフトウェアの設定画面は次の通り。表示言語は英語、中文、ドイツ語のみであり日本語が存在しないので分かりづらい。インストールされたファイル群にあるファイル名 ui.local にローカライズされた情報があるので、これを日本語化出来ればと考えたが良く分からないので止めた。UTF-16 で読み込むとしっくりくる表示にはなったのだが……
各々のボタンに対して割り当てることの出来る機能は次の通りとなる。
BASIC には Copy や Cut, Paste といった操作機能、ADVANCED にはウィンドウ操作やブラウザー操作機能があり、MEDIA は再生/一時停止といった再生操作機能が収められている。
本設定項目に変更を加え、Apply ボタンを押すと設定項目がマウス本体に保存される仕組み。その為 nPro やらで保護されたタイトルにもカスタマイズした内容やマクロが通用する可能性も高い。
マウス本体に設定内容が保存されたという事の確認は、別のパソコンへ接続してもカスタマイズ内容と一致した動作である事で行った。
おわりに
2,000 円と非常に廉価であるにも関わらず、ウェイト調整可能なボディに 11 個ものボタンを搭載しておりカスタマイズもハードウェアタイプで柔軟に行うことが出来る事に驚く。
各ボタンで用いられるスイッチに関する耐久性は未知数ではあるが、1~2 年でもチャタリング無しで持ちこたえれば十二分に御の字のレベルであろうと思う。
追記
2016/05/26 00:30
メインマシンで使っている G700s のスイッチが逝かれたので、このゲーミングマウスにつなぎ替えて使用中。ホイールのチープさがあるけど、使い心地はそう悪い物でも無いのが恐ろしい。
ウェイトは 8 本全て入れてあるとちょっと重い感じだったから 3 本抜いた -7.2g で本体重量を 119g にして丁度良くなった。重心をマウス中心に行くよう、手前 3 本を抜くだとか言う細かい事もやってみると使い心地に直結してくる。
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