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この度は Tronsmart より CTMFJ のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は既存の MicroUSB ケーブルを USB Type-C しか持たないデバイスでもそのまま流用を可能とするための変換アダプタである。
変換アダプタ内に 56kΩ の抵抗を内蔵することで給電量を 5V/3A のモードとする事でデバイスへダメージを与えない工夫が必要なのだそうで、本製品はそれを実現しているから安心して使用出来る。
パッケージ
小さい変換アダプタが 2 つだけなので、小さな箱になっている。開け方はマッチ箱のような感じに、中箱を横にスライドさせる。
外観
USB Type-C 端子は初めて見たのだが、向きの関係無く抜き差し出来るとされているだけあって外見上はシンプルである。
変換アダプタ自体のサイズは長さ 24.4mm 横幅 11.0mm 厚さ 6.1mm 重さ 2.35g で、素材は金属製となっているから放熱性にも優れている。
使い方
本製品の Micro-B 端子に一般的に市販されている MicroUSB ケーブルを繋ぐだけで良い。
これで今まで通りに USB Type-A の出力ポートを持つ USB 充電器を用いることが出来るようになる。
使用例
まず、本製品を MicroUSB ケーブルから Type-C 端子に変換して Tronsmart Presto の充電を行ってみた。
5.23V/2.91A (15.21W) の給電量にて充電を行うことが出来た。変換アダプタを経由する場合、電流は 3A 以下になるようにと抵抗を入れているので、その通り 3A を越えることはない。正常で尚かつ限界まで出力されているので、変換アダプタを経由したからと言って給電にロスが出ているとは感じない。
この 15W 近い給電を長時間行っていると、本製品持ち手の金属が最大 54.4℃ にまで発熱していた。ちょっと熱くてビックリする位だったので要注意。
続いて比較用に Tronsmart Presto 付属の USB Type-A to Type-C のケーブルを用いて充電を行った物も写真を掲載しておく。
5.2V/2.92A (15.18W) の出力なので、変換アダプタ使用時と何も変わらない。
おわりに
USB Type-C 端子をもつスマートフォンに切り替わったとしても、既存の MicroUSB ケーブルが無駄にならず有効活用が出来る変換アダプタであると良く分かった。
何より検証通りに変換アダプタを経由することによる電力ロスが殆ど見られない事が素晴らしい。
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